ディスクユニオンからジャックスの未発表ライヴが発売された。
「JACKS-LIVE,15JUN.1969」
タイトル通り、1969年6月15日にKBS京都で行われた公開放送の
マスターテープをCD化したものだ。
公式に録音されたものなので時代を考えれば音質は良好と言える。
バンドの後期に当たる時期で、ギタリストの水橋春夫はすでに脱退していて
新たにドラムに角田ひろが加入。
ドラムスだった木田高介がヴィブラフォンやフルートに転向し
早川義夫と谷野ひとしとの四人編成となっている。
収録曲は、からっぽの世界、追放のうた、第五氷河期、遠い海へ旅に出た
私の恋人、悪魔巣取金愚、明日なき世界。
後半の2曲は高石ともやがヴォーカルを取っている。
ラストに披露されたのだが権利関係で外されたビートルズの
イエロー・サブマリンのカヴァーを除いて、観客へのインタビューや
高石ともやのMCなどもそのまま収録されている。
特筆すべきは、高橋照幸が作曲し後に早川以外のジャックスのメンバーと
結成する休みの国で自らが歌う事になる代表曲の追放のうた、第五氷河期、
悪魔巣取金愚、のジャックス・ヴァージョンが聞ける事だ。
これらの曲が演奏されたのは一度きりではないが、ジャックスの歴史を知る上で
非常に貴重な記録である事に変わりはない。
日本のフォークや初期のロックに少しでも興味のある人には有益な
資料的作品である事は間違いない。
ログインしてコメントを確認・投稿する