冲方 丁 (著)
江戸城無血開城ですね。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B1%9F%E6%88%B8%E9%96%8B%E5%9F%8E
登山に非ず峠越え也。
山登りだと思って読んでたら、峠越えだった。
頂上を目指していたら、いつのまにか物語が終わっていた。
頂上(ストーリーが一番盛り上がるシーン)からの景色を楽しみにしておったわけです。
今作で言えば、勝と西郷の談判で無血開城が決まったとき、まさにその時歴史が動いた!みたいな瞬間ね。
そのシーンのカタルシスを求めていたものの、解り易い頂上はなく、ひたすら地味でリアルな外交交渉が描かれます。
宥め賺し時には脅し、最後は胸襟を開いて真心でぶつかり合う、両雄白熱の舌戦。
二人が背負うのは、主家のプライドと民の安寧、そして日本の未来。
絶対に譲れない、しかし譲り合えなければこの国が亡びるかもしれないという極限状態の中、綱渡りの読み合い探り合い。
これぞ交渉、これぞ外交、これこそが国を愛するということ。
確かに。確かにリアルなんだけど、、、地味なんだよなぁ〜〜
歴史ファンならそれぞれ好きな時代があると思います。
幕末は勿論大好物だけど、好きな時代の中にも好きな時期っつーのがあるわけよ。
幕末を黒船来航〜戊辰戦争までと定義すると、俺が好きな時期は、新撰組(正確には浪士組)が京都に着いたくらい。
江戸無血開城は終盤じゃん、推しも殆ど死んじゃってるし。正直消化試合、出涸らしのイメージが拭い切れず。
さらに俺、幕末はゴリゴリの佐幕派。幕府がネチネチイジメられる展開はストレスが溜まる溜まる。
だもんで、やや厳しめの感想になってしまいました悪しからず。
っつーか、感想という感想もあんまないっス。
来年の大河の主人公「小栗忠順」がチラッと出て来ますが、散々な書かれ様。
ちなみに『逆賊の幕臣』で勝海舟は、、、大沢たかおさんですか。ほほ〜〜う。
外交とは血の流れない戦争である
★★★☆☆
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