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2025年11月08日09:39

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映画「盤上の向日葵」

奨励会を経ずにアマチュアながら天才的な才能の棋士・上条桂介(坂口健太郎)。
奨励会で子どもの頃から頭角を現して、同じく天才と言われる壬生芳樹(尾上右近)との対局が待っていた。

埼玉の山中で、伐採作業の最中に見つかった男性の白骨死体。
その死体は「初代菊水月」制作の、この世に7組しかない将棋の駒を抱いていた。
担当刑事の石破(佐々木蔵之介)と佐野(高杉真宙)は、その7組の持ち主を探して、各地をつぶさに洗う。
その過程で、諏訪に住んでいた元教師・唐沢(小日向文世)に辿り着く。彼の妻・美子(木村多江)は、唐沢はすでに死んでいること、駒は上条桂介に譲ったことを告げる。

上条桂介には壮絶な過去があった。
父子家庭で、父・庸一(音尾琢真)から虐待され、小学生から新聞配達で糊口をしのいでいた。配達先の唐沢は、そんな桂介を気の毒に思い、我が子のように庇護し、将棋に興味を持っている彼に、相手になり将棋を教えてやる。

やがて大人にも敵なしになった桂介。
奨励会入りをすすめる唐沢に、頑迷な庸一は猛烈に反対するばかり。
頭脳優秀でもあった桂介は東大に入学するが、その直前、死の床の唐沢から菊水月の駒を譲り受けた。

桂介は将棋部の誘いも断り、塾講師のバイトで学費を稼ぐが、「賭け将棋」で裏社会に生きる東明(渡辺謙)と知り合い、運命が転がりだす。
東明は「オモテ」の奨励会出身棋士たちとは一線を画し、高額な賭け金で、東北の賭け将棋師(柄本明)との対決の旅に出、桂介を同行させる。
本当の真剣勝負とはこのことだと、桂介に見せるために。
しかし桂介の「菊水月」の駒を担保にされたうえ、対局後、東明に持ち逃げされてしまう。

いったんは、将棋と縁を切った人生を送る桂介。
紆余曲折を経て、山梨の農園で働き、農園の娘・奈津子(土屋太鳳)と婚約もしていた。
桂介はまだ母が生きていた幼い頃、諏訪の一面の向日葵畑で、美しい母の姿に見とれていた記憶があった。
おなじく、山梨の向日葵畑にたたずむ奈津子を見たとき、まるで母かと桂介は思ったのだった。

しかし、町おこしのためのポスターに農園でほほえむ桂介の姿があったことから、縁を切ったはずの父・庸一がたずねてきて桂介にカネを無心。
さらには、あの東明もやってくる。
東明は桂介に言うのだ。「アイツを殺してほしいんだろ?」と・・


原作は柚月裕子の「盤上の向日葵」。
わたし、文庫本が発刊の時、上下巻読んだんだけど、ほとんど内容を忘れてしまってる。なんてこったい(;´∀`)。
今回、映画を見ながら、ぼつぼつと、原作の内容も思い出して行った次第だ。

わたしは将棋はわからないので、対局のシーンの棋譜など、一見するとさっぱり分からず・・こういうとき将棋を知っていればもっと楽しめるのだろうな。

複雑な環境で育ち、鬱屈を抱えている桂介を演じる坂口健太郎、ギラギラしていつも殺気立っている東明役の渡辺謙、両者とも適役のキャストだったと思う。

ラストシーン、刑事たちは上条を逮捕するのか?
その手前で映画は終わる。あ、原作はどうだったっけ? やっぱり覚えてないぞ( ;∀;)(11月5日、イオンシネマ大野城)
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