「Earthbound 」
1972年発表の初のライヴ・アルバム。
メンバーは、フリップ、コリンズ、ボズ・バレル、イアン・ウォーレス。
どういう経緯でこの音源が公式に発表されたのかは分かりませんが、
カセット録音なので音質はブートレグ並みです。
今でこそ山の様にライヴ音源が発売されているクリムゾンですが、
70年代のフリップは演奏面においてライヴはスタジオ録音を超えない
と言う考え方でしたからライヴ盤の発売には消極的でした。
おそらく、次の作品までの場繋ぎ的な意味で発売を許したのかもしれません。
とは言え、21世紀の精神異常者は色々な時期に取り上げられている定番曲ですが
個人的にはこのヴァージョンが一番好きです。
メンバー間の緊張感とある意味やけっぱちの様な演奏が楽曲の凶暴性を
最大限に引き立てているからです。
名演と言うよりは怪演と言う方が似合うアルバムのハイライトです。
ただ、アルバム未収録曲になると途端にフリップ対他のメンバーの図式が
透けて見えて来ます。
ブルージーになったりファンキーになったりするとインプロヴィゼーション
ではなくジャムセッション大会みたいになってきてフリップの居場所が
ほとんどない感じがします。
実際、このツアー終了後にメル、ボズ、イアンの三人は揃って脱退して
アレクシス・コーナーとスネイプを結成してブルースを演奏しました。
そして、フリップはシンフィールドとも袂を分かち、自分の追い求める音楽を
確固たるリーダーシップのもとに追求していく事になります。
King Crimson - 21st Century Schizoid Man (Live)
https://www.youtube.com/watch?v=cf8qSVaMaFo&list=OLAK5uy_mVU0Tq4qpOz3zlFTr1FvSLNJ9XRuv35qg&index=1
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