城山羊の会主宰山内ケンジは今年の演劇界の芥川賞ともいえる岸田國士賞を最高齢受賞後の新作を観てきました。松尾スズキの受賞作評「黒い三谷幸喜」どおりでした。
基地の近くに空き地に建つあばら家に住む貧乏兄妹。チンピラ風大家が滞納された家賃を取り立てる(画像1)。貧乏兄妹も古典的な言い逃れや一日延ばしの交渉は長けている。
添島照男:遠藤雄弥(画像2)…大家と社長が取り立てに来ると出刃包丁を持って現れる。ユリ子が売春していたと相手隆樹を一刺し。
添島ユリ子:吉田彩乃…大家と社長に「今兄妹で死のうと思っていた」と説明(ジツハ狂言なのだが)段々本気になってきた。自らを出刃で刺す。
大家:岡部たかし(画像3)…社長が残されたミドリをあばら家に連れ込んでセックス中、出刃を二人に突き立てる。岡部たかし氏は城山羊の会全作品出演でテイストの一部である。
不動産屋社長丸山:岩谷健司…大家を集金の為に手下のように使う。回収金が少ないと暴力を振るう。
社長愛人キヨミ:東加奈子…風俗嬢
森元隆樹:松井周…女子大の先生、マンションの最上階に住む。キヨミの元へ通っていた。ユリ子を買っていた。それが故に照男に刺される。
森元ミドリ:石橋けい…旦那とはセックス共依存
その場しのぎの展開でセックス時々刺殺のお話。
定価\3500/購価\3000/評価\50005X列目(最前)9番中央ブロックほぼ真ん中…美術舞台奥堤防状。三方囲み客席、舞台は80cm高下手張り出し上手引っ込み一面土色、雑草繁茂所々コンビニ袋のゴミ袋、石油缶あばら家は一場では室内が客席側に向く。二場であばら家が半回転。客席側にはあばらやの玄関が見えている。
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