『四〇一ニ号室』 真梨幸子著
キャッチーなタイトル、美麗なる装丁画、帯の煽りで決まり。
所沢の高層マンション、四〇一ニ号室を巡る女達の数奇な運命。
妬み嫉み、憎悪、虚栄心、プライド、独占欲、あらゆる感情がドロドロに詰め込まれた愛憎劇。
前回と真逆。話は面白いが、キャラが全く魅力ナシ。
盗癖おばさんの小悪党から連続殺人犯まで、出て来るヤツ出て来るヤツ全員クズ。
そいつらが繰り広げる嫉妬まみれのドロドロな話なんで、相当の読書エネルギーが必要。
しかも章毎に主人公が入れ代わり、時系列もバンバン飛ぶのでさらに厄介。
が、前述の通り、話の面白さと馴染みの街「所沢」が舞台といううことで、ガッツリ読ましてもらいました。
›著者が仕掛けた夥しい数の罠が、ラスト3項で「こう来たか」の大興奮に変わる!
流石に帯はちょっと煽り過ぎ。
まぁ大興奮!とはいかないまでも、核心の「叙述トリック」には完璧に騙されましたけど。
ネタが解った上で、もう一回読めば更なるプロットの巧妙さを発見出来そう。確かに「こう来たか」とはなったね。
で。
この面白いかったのに嫌な読後感。
はてこの感じ、前にも経験したような、、、
→35
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1756311022&owner_id=263792
そうそう、この感じコレコレ。
しかしッ悲しいい哉、話の面白さも、キャラの醜悪さも、気が滅入る程の読後感も、『告白』の方が一枚上手。
っつーわけで、納得の
★★★☆☆
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