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2019年02月28日20:40

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読書日記Nо.1159(養老先生が愛猫とともに語る文明論)

■養老孟司「猫も老人も、役立たずでけっこう」2018年12月河出書房新社刊

この読書日記で、6回前も養老先生の本を取り上げましたが、また書店で
みつけたので、手に取りました。

なにしろ、養老先生に私淑しているので、見かけたら思わず手に取って
しまうのです。

養老先生の愛猫まるは、スコティッシュフォールドという種で、性格が
穏やかで愛らしく、みためも丸っこくてとても可愛いのです。

申し遅れましたが、私は何を隠そう、猫が大好きで、子どもの頃の実家の
猫は、家族で食事をするときは、必ず私の膝にちょこんと乗ってきました。

20年前から東京でマンション暮らしを始めたので、猫を飼うのは控えて
いますが、昨晩も帰宅するマンションの前で、猫に出会ったので、思わず
声をかけてしまったくらいです。

さてさて、本書でした。惹句を紹介しますね。

“まるは、私の生きることの 「ものさし」である ---養老孟司”

“愛猫まる15歳と暮らす養老センセイ80歳。
いつもネコろんでいる"まる" の目を通して、人間社会を眺めてみると、
私たちの世界はどう見えるのか!?”

“ 「生老病死」を痛快に語る、悩み多き現代人必読のエッセイ。”

その内容は、以下のよう。

“本書は、NHKの人気番組「ネコメンタリー 猫も、杓子も。」から生まれた、
養老センセイによる痛快エッセイ。”

“NHK「ネコメンタリー 猫も、杓子も。」は、"もの書く人のかたわらには、
いつも猫がいた。"をコンセプトに、美しい映像で作家と猫の日常を綴る、
映像エッセイ/ドキュメントです。”

“猫と作家の関係ほど、その作家の本質を雄弁に語るものはありません。
その関係性から、私たちは、今まで知らなかった作家の意外な顔や、
それぞれの作家が紡ぐ作品世界の本質を垣間見ることができるのです。”

“「まるは、私の生きることの"ものさし"である」と、養老センセイは
愛猫まるについて語ります。”

“はたして、いつもネコろんでいる"まる"の目を通して、人間社会を眺めて
みると、私たちの世界はどう見えるのか!?”

“悩み多き現代人必読の一冊!
*カラー口絵4P ・本文モノクロ写真多数”

いつもの養老節ですが、愛猫まるちゃんの写真とともに語られると、
いつも以上の説得力に感じられるのは、私が猫好きのせいかと思ったり
しますが、とにかく堪能しまくりでした。

養老先生に馴染んでおられないマイミクさんでも、猫好きの方なら、必見
の価値ありと、オススメいたす所存であります(^^♪
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