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2018年06月23日12:07

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ファンタジープロレスの巨匠桜井康雄さん追悼(385)

全日本プロレス85年掉尾を飾る世界最強タッグ決定リーグ戦は11月23日、後楽園ホール(テレビ生中継、観衆3,400人超満員発表)で開幕。

長州、谷津嘉章組のジャパンプロレス勢が初の公式戦参加となりました。

参加チームは前年度優勝の鶴田、天龍組、馬場、ドリー・ファンク・ジュニア組、長州、谷津組、国際血盟軍のラッシャー木村、阿修羅・原組、PWF世界タッグ王者チームのスタン・ハンセン、テッド・デビアス組、ハーリー・レイス、ジェシー・バー組、ニック・ボックウィンクル、カート・へニング組、ダイナマイト・キッド、デービーボーイ・スミス組の8チーム。少数精鋭ながら実力派のメンバーを揃えました。

長州達ジャパン軍が来襲したことで、全日本プロレスは長年ファンから親しまれてきたシリーズ名を全て変更し、一部のファンからは不満の声が起きたのは事実でしたが、暮れの世界最強タッグのブランドはしっかりと継続しています。

開幕戦のメインイベントは鶴田、天龍組がAWA代表のニック、Cへニング組と対戦。Cへニングは後にAWA世界ヘビー級王者となりますが、この時は83年11月の新日本プロレス、第4回MSGタッグ・リーグ戦に初来日(パートナーはボビー・ダンカン)して以来の来日でまだ27歳と若手の域を出ていませんでした。

試合は14分38秒、天龍がCへニングをパワーボムからのエビ固めでフォールし先ず2点発進。

セミファイナルのハンセン、デビアス組vsキッド、Dスミス組は激しい試合となりましたが5分31秒、ハンセンのウェスタン・ラリアットからデビアスがパワースラムへ繋いでDスミスを片エビ固め。ハンセン、デビアス組も2点スタート。

長州、谷津組はR木村、原組と対戦、ハイジャック式パイルドライバーなど合体攻撃の連続で優勢に立ちましたが10分47秒、長州、谷津組の反則勝ち。R木村が意地にかけてフォール負けを阻止した感じでした。長州、谷津組も2点スタートで波乱なしの開幕戦となりました。

第5戦の11月27日、札幌中島体育センター(テレビ収録、観衆5,800人超満員発表)は公式戦では馬場、ドリー組とレイス、バー組が30分時間切れ引き分け。

この日はテレビ放送用に夢のシングルマッチが組まれ、ハンセンが原に4分14秒、ウェスタン・ラリアットから体固め。注目の長州vsデビアスのシングル初対決は6分2秒に長州の反則勝ち。

初代タイガーマスクの最大のライバルであったキッドは2代目タイガーマスクとの一騎討ち。両者はキッド、Dスミスが全日本プロレスに電撃移籍して来た84年11月16日、後楽園ホールで3分間のエキシビションで対戦していますが実質的にはこれが初対決。

2代目タイガーとキッドでは両者の試合のリズム感に差があり内容は凡戦、10分4秒、両者リングアウトの引き分けに終わりました。両者噛み合わず。

11月30日、横浜文化体育館(テレビ生中継、観衆4,300人発表)では放送開始と同時に鶴田、天龍組と長州、谷津組の全日本vsジャパン頂上決戦がスタート。あっと言う間に時間は流れ30分時間切れ引き分け。鶴田、天龍組は5点、長州、谷津組は3点。

ハンセン、デビアス組vsレイス、バー組は7分14秒、ハンセンがウェスタン・ラリアットからバーを体固め。ハンセン、デビアス組は無失点で4点、レイス、バー組は2時間切れ引き分けの2点となりました。



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