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2020年11月30日22:19

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ありがとう!横浜文化体育館(83)

プロレスリング・ノアは03年末、翌04年7月10日に東京ドームヘ初進出することを発表。04年は年頭から2年連続日本武道館大会を1月10日に開催、新日本プロレスに奪われていたGHCタッグ王座は三沢光晴&小川良成組が永田裕志&棚橋弘至組を破って王座奪回に成功、ベルトをノアに取り戻しています。

前03年3月1日、日本武道館で三沢を破りGHCヘビー級王者となった小橋建太は「絶対王者」として安定した無類の強さを発揮、本田多聞、蝶野正洋(新日本プロレス)、バイソン・スミス、新日本で「ミスターIWGP」と呼ばれ、IWGPヘビー級王座最多防衛記録10回(当時)を誇った永田裕志、小川良成ら内外の強敵を倒して王者2年目に突入していました。04年に入ってからは東京ドーム大会までに佐野巧真、力皇猛、高山善廣と防衛に成功。

04年7月10日の東京ドーム大会は58,000人の大観衆を集め、興行的には大成功、日本テレビによる特番の他、ノア初となるスカイパーフェクトTVによるPPVによる生中継が行われています。メインイベントでは小橋が秋山準を35分34秒、バーニング・ハンマーで破りGHCヘビー級王座を9度目の防衛を果たしています。

02年10月27日の日本武道館大会を最後に馬場元子代表が全日本プロレスの経営から手を引いたことでノアと全日本プロレスとの間での交流が可能になり、この日のドーム大会には全日本から武藤敬司&太陽ケア(マウナケア・モスマン)組が出場、三沢&小川良成組のGHCタッグ王座に挑戦。三沢がエメラルド・フロウジョンの連発でケアをフォールし防衛に成功しました。

東京ドーム大会のオーロラビジョンに前年3月1日の日本武道館大会を最後に試合に出ていなかったラッシャー木村の姿が映し出され、「復帰を目指して頑張って来たものの、叶わず」と引退を発表しています。

武藤全日本との交流はその後も続き、7月18日、全日本の両国国技館大会に三沢が4年ぶりに出場、小島聡に勝利。10月31日の全日本両国国技館での武藤デビュー20周年記念試合では三沢が武藤との夢のタッグチームを結成、馳浩&佐々木健介組のハセケンと対戦、23分50秒、武藤が馳をムーンサルト・プレスからの体固めで降しました。

04年のノア横浜文化体育館大会は12月4日、「Navigation Uprising Sprint04」最終戦(テレビ収録、観衆4,500人満員発表)として開催されました。

メインイベントは小橋のGHCヘビー級王座に長くFMWの常連外国人だったザ・グラジエーターが挑戦。小橋とグラジは全日本プロレス時代の99年9月4日、日本武道館大会の「5大シングルマッチ」の1つとして対戦、小橋が勝っていますが、グラジがその巨体を宙に舞わせたノータッチトペを見せて観客の度肝を抜き、高評価を得た試合でした。

グラジは全日本プロレスのレギュラーとはならず、宿敵、田中将斗のいるZERO1に参戦しましたがこの年ノアに初登場、小橋と5年ぶりの一騎討ち。真っ向勝負の大肉弾戦となり、28分21秒、ムーンサルトプレスからの体固めで小橋がグラジを退け、ドームの秋山戦の後は田上明、齋藤彰俊と防衛しており12度目のタイトル防衛に成功。

防衛に成功した小橋の前に姿を現したのは新日本プロレスで外敵軍として闘い、ノアにもスポット参戦していた鈴木みのる。みのるはマイクを掴むと「おい、小橋、防衛おめでとう、凄いチョップ、凄いラリアットだったよ、当たればな!この俺にはそんなもの当たらない、試してみるか!?」と挑発。これに対し小橋は「1月8日(翌05年日本武道館大会)、タイツとシューズ持って来い」と応戦、次期挑戦者にみのるが決定。

セミファイナルは三沢&小川良成組の持つGHCタッグ王座にマイケル・モデスト&ドノバン・モーガン組が挑戦、17分53秒、小川が三沢の得意技であるエメラルド・フロウジョンからのエビ固めでモデストを倒して王者組が防衛を果たしています。

金丸義信の保持するGHCジュニア・ヘビー級王座には杉浦貴が挑戦。長くノアのヘビー級最前線で活躍している杉浦にもジュニアの時代がありました。25分3秒、金丸がタッチアウト(旋回式垂直落下式ブレーンバスター)からの片エビ固めで勝利し王座防衛。

スターネス対決、秋山&泉田純組と彰俊&井上雅央組は16分2秒、彰俊がスイクルデス(延髄斬り)で泉田を片エビ固め。田上明&リチャード・スリンガー&鈴木鼓太郎組vs力皇&丸藤正道&KENTA組の6人タッグマッチは16分42秒、丸藤が不知火で鼓太郎をエビ固めに降しました。

池田大輔&モハメドヨネ&川畑輝鎮組とスコーピオ&エース・スティール&リッキー・マルビン組は18分59秒、スコーピオの450スプラッシュからスティールが川畑を片エビ固めで破り、本田&菊地毅組と佐野&ドラゴンゲートを退団したSUWA(フリー)組は14分59秒、SUWAがFFF(ダブルアーム式旋回式顔面砕き)からの体固めで菊地を撃破。

第1試合は橋誠とこの年の7月24日、ディファ有明大会でデビューした潮崎豪の試合は13分27秒、ゴリサンダーからの片エビ固めで橋が勝っています。
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