眼の手術後、12/2(月)の診察で、ようやく眼鏡のレンズの処方箋を書いてもらった。
左眼手術から約3週間、右眼手術から約1週間である。
眼に入れた人工レンズの焦点は近くに合わせてあるので、新聞を読む等は可能だが、遠くはよく見えない。
まだ視力は完全に落ち着いているとは言えないが、このままでいる訳にもいかない。
人によっては、落ち着く迄に2ヶ月程かかる場合もあるらしい。
しかし、車の運転も娘達の世話になってばかりいられないし、大学の聴講授業も、白板に書いた文字やプロジェクタで投影された画面が見えないのは大変に困る。
また視力が変化したら、それはその時で、レンズを変えるしかない。
と、割り切って、昨日朝、その処方箋を握りしめて、行きつけの眼鏡屋T堂に行った。
店のUさんに、1年程前、随分苦労させて作った特注レンズだったが、今回の経緯を話して、新たなものを作ってもらう事にした。
眼に人工レンズを入れてあるから、以前みたいに左右差がもの凄く大きいという事はない、今回は特注品でない極く普通のレンズだ。
前回作ってもらったものはリードタイムに1週間を要したが、今回は翌日の今日できあがってきた。
早速かけてみたら、実に良く見える!怖い程だ。
今迄は、悪い方の左眼は矯正しきれず、殆ど右眼(利き眼でもある)で見ていたのが、今回のものでは、両眼共しっかり見える。
文字や、物の輪郭もダブったりしない。
帰りの車の運転中、前を走る車のナンバーがくっきり見える。
家に帰って、すぐTVをつけて見た。
我が家のTVがこんなにきれいに映っていのか、と驚いた。
よく見えるという事は、本当に幸せな事だと、実感した次第である。
これで、愛知県美術館、12/15に終わってしまうカラヴァッジョ展にも間に合う。
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