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2019年01月09日23:04

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ガンプラの今昔

 家電量販店のおもちゃフロアのプラモデルコーナーは、その半分ばかりがガンダムで占められていた。もう少しマニアックなところに行けば、戦車や戦闘機、城郭などもあるのかもしれない。私は子どもの頃、江戸城や姫路城のプラモデルも作っていたけれど、やはりガンプラの存在感は別格だった。

 少子化でガンプラも売れなくなっているのではと思いきや、意外にも売り上げは近年になって微増が続いているようだ。さすがに初代の頃みたいな爆発的なヒットとはいかないみたいだけれど、テレビシリーズや映画の最新作に登場するガンダムが量販店の棚にも並んでいた。
 また、少子化にもかかわらず、微増という理由には、海外での売り上げが伸びていることも挙げられる。ガンダムは、登場人物も特定の国籍に限定したものではないため、海外展開も比較的容易なのかもしれない。

 さらに、ガンプラが息の長い商品になっているのは、かつての子どもが親になって、息子と一緒に作るようになっているからともいえる。そういえば最近は、初代の続き(宇宙世紀)が相次いで制作されているようで、映像作品としても好調のようだ。
 ミニ四駆なども、そういう流れでリバイバルしている。そういえば子どもの頃、みんな作って遊んでいた。

 そのガンプラだけれど、昔は接着剤が必須で、パーツも単色だったから、色塗り必須だった。ただ、全体のバランスや関節など動く部分が複雑になっているぶん、パーツの数はいまの方が多いし、作る手間も増えている。

 おもちゃ売り場も、ゲームがかなりの面積を占めているなかでも、ガンプラがそれなりに存在感を示しているのは、妙に嬉しい。それも、単に同じ商品を出しているだけではなく、創意工夫を続けてきたからというのもあるのだろう。
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