mixiユーザー(id:60260068)

2014年07月11日19:30

358 view

徒然「インチキ哲学」〜DV


 恋という感情だけでは全てはうまくいかない。理性を持って相手と接しないことには、別れに一直線ということになる。

 ドメスティック・バイオレンス(DV)という忌まわしい言葉がある。訳せば、家庭内暴力。大抵は夫が妻や子供に。あるいは子供が親に。有名な女子テニスプレイヤーから度重なる暴力を受けたと、その夫が訴えるというのがありましたが、そんな例は珍しい。夫が妻へ暴力をふるうというのは、家族や自分が、女性に暴力をふるうことのない生活を送ってきた者にとっては信じられないことである。
 恋という感情は野性だと言える。その野性を、愛という理性をもって整えていくことが出来れば、一般的には夫婦円満の道に進む。がしかし、恋という感情が薄れ過ぎて愛という理性が湧かない、あるいは、自己中心的な思考で暴力的感情が抑えられない「精神状態」に陥ると悲劇が始まる。
 この暴力性は遺伝子関連の問題であると思われるので、興味のある方はDVについて詳しく述べられた本をお読み下さい。
 妻を所有物とみなす夫は、暴力で制圧しようとする。妻が安全な場所へ逃げると、暴力はふるわない事と謝罪を告げ、再度妻を「獲得」するために誠意を見せる。しかし、ふりだしに戻るだけである。夫にとって、「所有物」「獲得」のための「告白」なのである。



3 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する