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日記一覧

年末、年始に読む本
2017年12月31日15:46

本棚から取り出し、高見順の「敗戦日記」をなぜか読み始め、いやいや、新しい本を仕入れなきゃと本屋へ。 僕みたいに家庭のない人間は、年末年始はとても静かで本を読むにはぴったりの時間なのです。 というわけで今日買った本です。「餓鬼道巡行」 町田康

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第54回の文藝賞を受賞し、芥川賞の候補にもなった本作を本屋で手にし、最初の数行で「これは」と思い昨日購入。一日で読み終えました。著者の岩竹さんは専業主婦で夫を50代で亡くし、息子の勧めもあり55歳から小説講座に通い、8年間かけてこの一作を書

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なかにし礼さんのドキュメントを観て以来、彼の著作を追いかけています。まだ未読だったので直木賞受賞作を読了。なかにしさんがどれほどの思いで歌を書いていたのかがよくわかる小説でした。私財を投げ打ち長崎の庶民史、歴史を残そうとする古賀先生と情に熱

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第一号の趣人で、観山寄席にお招きする桂文治師匠にインタビューさせていただきました。 来年2月22日(木)に小倉・観山荘別館でお招きする記念にその記事を再録しまーす。 Q 落語を好きになったのは 小学生の時に観た、ドリフターズの人形劇「飛べ!

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一日中、忘年会
2017年12月22日02:48

いやー今日もよく飲みました。 12時から仲間3人としゃぶしゃぶ、2時間飲んで二件目の大衆酒場へ。夜はもう一本、忘年会が入っていたので、そのまま小倉に居座り、昭和館へ。ダイアンレインのボンジュールアンとウッディアレンのカフェソサエティを観て、

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昨日に続き、またも命日。彼が亡くなって3年が過ぎました。ほんとに好き勝手に生きた男なので78まで生きれば十分だと思います。お袋とは早くに別れましたが、二人のなれそめを折角なので少しご紹介。食えなくなって多摩美を中退し、親類縁者を頼り、大分県

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今日は母の命日。そして明日は父の命日。親父は好き勝手に生きて散々世話かけられたから いいけど、お袋は働きづくめで51歳で逝ってしまいました。あれから30年。ふー、自分が年取るはずです。 今日は母を思って生きることにします。こんな人でした。

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五十嵐貴久さんの作品は初めて読みましたが、面白くて数時間で一気に読み切りました。 2014年から1981年にタイムスリップした主人公がひょんなことからレコード会社でディレクターと出会い、「世界にひとつだけの花」、「赤いスイトピー」、「TUNAMI

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今日の競馬は負けたけど、朝ドラ「笑ろてんか」と、先ほど見た なかにし礼さんのドキュメントの感激で、すべてチャラになりました。満州からの引き揚げ、沈痛な戦争体験を恋歌に変えて綴ったヒット曲の数々(「恋のハレルヤ」「人形の家」)、 莫大な印税を全

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ダメな兄弟子が天才弟子に負けじと語る「崇徳院」の一席。芸人噺に弱い僕の泣き所を突いてくる演出で、涙ぽろぽろでした。

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フツーなら「スターウォーズ」に行くところをあえて外して、邦画にしたら、これが大外れでした。 妖怪が出てもいい、怪獣もいい、魔物もいい、ファンタジーなんだからなんでもアリだけどそれにしてもストーリーはもっとどうにかならなかったのか。クライマッ

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音楽の仕事は僕にとってライフワークのひとつなんですが、今回久しぶりに(18年ぶりかな)新しいグループをプロデュースすることにしました!ギターとコントラバスのデュオ、「JIZAKE」です。そうあの地酒です。ひとつひとつのお酒を丁寧に作る蔵元のように

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今さらながらのコンテンツ。どうやった新規軸を見せてくれるのかと思ったら、堂々のそのまんま。豪華な俳優陣ということで、オールドファンは喜ぶのかも しれませんね。 僕は大芝居すぎて、苦手でした。でもこのトリックを83年前に考えだしたアガサは、やっ

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彼が以前、「歌を作る時は自分の思いや体験などを書くのではなく、もっと広いところに向けて書くようにしている。そうしないと歌が小さくなるから」と言ってたのを聞いて、スゴイ人だなぁと、以来ずっと注目していました。今回録画していた「水野良樹の阿久悠

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ガイヤの夜明けで日本のアパレル商品を縫っている中国人実習生たちの実態を観ました。2年半、1日平均15時間、土日も休みなく服を縫い続け未払いの賃金が約620万。それを労働組合を通して請求すると、その下請け会社は破産宣告をし倒産。また新たに新会

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ニッチェのコントに拍手
2017年12月12日04:04

初代女芸人NO1になった、ゆりやん レトリィバーも良かったけど、僕は なんといってもニッチェ。胸のすく笑いを届けてくれました。 弱者への視点が暖かく、少し感動さえしました。 劇場で一度観たいです。

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名和晃平氏の彫刻に振動
2017年12月11日17:23

テレビでちらっと見ただけですが心が振動しました。なんでもダミアンジュレという舞踏家とのコラボレーションで作った彫刻らしいんですが、とにかく一発で心を持っていかれました。これは本物、観たいなぁ。

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料亭で忘年会
2017年12月11日00:18

気の合った仲間たち4人と観山荘別館で忘年会をやりました。ライトアップされた庭を見ながらの懐石料理は贅沢でした。こんな感じです。

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改めて告知でーす。まだ少しだけ席に余裕があるみたいです。良かったらどうぞ。

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今日は11日に行う高坂塾の、ジャズの歴史テキストを作ってました。今回のテーマはビバップ。久しぶりに、チャーリーパーカー、ディジーガレスピー、バドパウエルなんぞを聴いて、楽しい一日でした。

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日本統治下の韓国で独立を図る民族派の物語。二重、三重のスパイ合戦を描くのだが、残念ながら想定内。もう少しあっと言わせてくれる結末を期待してたけど、そこまではいかず。でも、最後までとことん盛り上げようとする映画的サービスは さすが韓国映画でし

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昨日の胃カメラ宴会のあと、映画館へ。選んだのはルノワールの晩年を描いたというフランス映画。 売れた芸術家がどうやって晩年を迎えるのか、死ぬまで絵を描き続けるというのはどういうことか。そんな答えを期待して映画を観たんですが、これが、息子のジャ

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胃カメラ顛末記
2017年12月06日21:04

大丈夫と思ってたとはいえ、もしかしたらの予感もありつつ、病院へ。院長さんは僕の飲み友達で主治医。まずは念のためにとエコー検査から。実はこのとき大きな影があったそうで先生は、胃がんの確率7割と判断したとか。どうりでその後の物言いが変った。触診

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本棚を整理してたら、殿山さんの「三文役者のニッポンひとり旅」が出てきた。早々に読んでみると、これが面白い!このエッセイは、旧遊郭を巡る「好色旅行」について書かれたもの。不マジメで、いやらしいのにどこか品がある。 並大抵の人じゃこんな文章書け

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胃カメラ、決定!
2017年12月01日16:29

主治医からさっき電話があり、血液検査の結果ヘモグロビンが9に減少。胃潰瘍などの怖れありと、内視鏡検査が来週の水曜日に決定しました。生まれて初めての胃カメラです。

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安藤忠雄展に行かなきゃ
2017年12月01日14:14

あー、知らなかった。国立新美術館で今月の18日まで、安藤忠雄展が開催されてるそうです。その中で、彼が建築した「光の教会」が再現されていると聞き、これは何がなんでも行かなきゃと思いました。2000年に出版されたこの教会についての本を読んだ僕は

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親方が日馬富士にいかに気を使っているかが、よくわかりました。きっとモンゴルの強い力士たちを抱えている他の親方たちも一緒なんだろね。彼らのおかげでお金も入ってくるだろうし、彼らも「俺たちのおかげ」と思ってるだろうし、だから少々のことは仕方ない

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やっと観ることが出来ました。僕にとってブレードランナーは、暗くて重くてうっとおしくて、でも限りなく美しく妖しい映像体験をさせてくれる映画です。続編も観たことのない映像が、次から次に出てきて3時間という長さは感じませんでした。ネタばれになるの

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久しぶりにロバートレッドフォード主演の野球映画「ナチュラル」を観ました。おとぎ話みたいな能天気な映画ですが、でも気持ちいいんですよね。映画を観る時監督を意識しだしたのは、バリー・レビンソンのおかげです。ああ、この映画いいなぁと思ったら、いつ

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もう、年賀状
2017年11月28日20:49

いつもお願いしているデザイナーさんの年賀状が出来上がってきました。郵便局に頼んでた葉書も届き、あー、また1年が過ぎるんだと、時の流れの速さにめまいさえ感じてしまいます。10代は1年間が1年で過ぎ、年齢ごとにその速さは加算されるとどこかで聞い

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