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2017年12月20日12:56

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好き勝手に生きた絵描き、親父の命日

昨日に続き、またも命日。彼が亡くなって3年が過ぎました。
ほんとに好き勝手に生きた男なので
78まで生きれば十分だと思います。

お袋とは早くに別れましたが、二人のなれそめを折角なので
少しご紹介。

食えなくなって多摩美を中退し、親類縁者を頼り、
大分県日田市で看板屋に勤めた親父が、地元の劇団に入り
舞台美術を担当する。
そこの看板女優だったのが母。
二人はやがて恋人となったが、両親は大反対。
そこで、呉服屋を営んでた実家から母が100万円を持ち出し、
二人でかけおち。一路東京へ。
滅多に持ったことのない大金に浮かれ、
親父は東京までの旅を新婚旅行と決め、
各地で温泉三昧。
酒に酔い眠り込む親父を見て、母はこの先大丈夫かと不安になったという。
不安は的中。東京に着いたときは残金も少なく、
世田谷三軒茶のボロアパートで貧乏暮らし。
そして生まれたのが僕というわけです。

好き勝手に生きた親父はこんな人です。
写真家の四宮さんが撮ってくれました。

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