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2017年12月31日15:46

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年末、年始に読む本

本棚から取り出し、高見順の「敗戦日記」をなぜか読み始め、
いやいや、新しい本を仕入れなきゃと本屋へ。
僕みたいに家庭のない人間は、年末年始はとても静かで
本を読むにはぴったりの時間なのです。

というわけで今日買った本です。

「餓鬼道巡行」 町田康
(気に入りの作家が食べ物について書いたエッセイ。当然
 買いでしょ)

「ヒトラーの試写室」 松岡圭祐
(戦火の日独映画界、衝撃と感動の物語。意外すぎる
 史実に基づく、愛と悲喜に満ちた事件の熱き真相。という
 帯コピーに魅かれて)

「怜也と」 椰月美智子
(時折女の物語を読みたくなる癖が僕にはあるのです。
 バンドのボーカルに狂おしいほどの愛を捧げた、一途で
 クレイジーな女の話。年始には合わないけど)

「無銭横町」 西村賢太
(これもまた年始には不似合いですが、どうしようもない
 男の身勝手私小説。でも彼の賢太シリーズはそこが、おもろ
 いのです)

「マジカルヒストリーツアー
 ミステリと美術で読む近代」 門井慶喜
(名作ミステリを通して、小説・宗教・美術が交差する
「近代の謎」を読み解く!といわれたら、買わずには
 いられません)

以上5冊をとっかえひっかえしながら読み漁る、そんな
年明けになりそうです。

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