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日記一覧

夜眠れず、昼眠い。そんな同世代に贈ります。R50シンガー、高坂圭です。歌詞はこんな感じ。 まくらCRY ベッドサイドに 転がるまくらをいくつも 試してみる 高い 低い やわらかすぎる今夜も眠れない 振り返れば そんなくり返し何度も 重ねてきた揺れる

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二周遅れ
2021年09月29日18:54

痛風の定期検診、ガンの薬もろもろで病院をはしご。数値も良く、快調で執刀医からOKももらったので、かかりつけ医にワクチン接種をお願いした。するとドクター、「インフルエンザですか」「いや、コロナ」「あはは。民間はもう終わってますよ」「え?そうなの

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圭さん噺
2021年09月25日23:51

昔ある映画監督に言われました。高坂さんの日常を切り取る話は超面白い。でも、脚本は面白くないねー。「うるせぇー」以来、僕が主に酒場で拾った話をみんな「圭さん噺」と呼ぶようになりました。ということで一席。クリント・イーストウッドにどこか遠く似て

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出来ることならホテル暮らしをしたいと思ってる僕にとって、このタイプの映画は大好物。東野圭吾原作、第二弾。今回はアルゼンチンタンゴで決めてくれたキムタクと真逆バディ役の長澤まさみさんの丁々発止、ホテルに次から次に現れる怪しい人物たちとエピソー

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観山寄席、やります!
2021年09月22日10:01

1年3ヵ月ぶりに、寄席やります。おかげさまで福岡は完売ですが、北九州、観山荘別館はまだ席に余裕があります。10月28日(木)です。もちろんコロナ対策は厳重にやりますし、お客さまもいつもの半分くらいで締めきりますので、どうぞお早めにご予約くだ

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数ある筒美京平本の中で、ダントツ。日本で多分一番最初に、筒美京平の凄さを広めたのは近田さんだと思う。そんな彼が京平ワールドについて語った本作は、実弟の音楽プロデューサー、渡辺忠孝、盟友の作詞家、橋本淳、唯一歌手で深い親交のあった平山みきさん

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福島を忘れてはいけない。この本を読んでつくづくそう思った。放射線量計を持ち、折りたたみ自転車にまたがり、著者が芭蕉の「奥の細道」約二千キロの旅に出たのは、東日本大震災の翌年だった……。みちのく旅の行程には、もちろん津波の被害、放射性物質によ

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自閉症スペクトラムの息子と彼のために、デザイナーの名声、キャリアを捨て一緒に寄り添う父の物語。イスラエルの名匠、ニル・ベルグマンが、地中海の美しい風景を背景に親子愛あふれるストーリを魅せてくれます。息子の「僕は今嬉しい?」「僕はここにいたい

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今日の言の葉
2021年09月12日21:49

僕のベストフレンド、65歳。顔はジャン・レノ、体はドラえもんみたいなおじさん。彼はこの秋、仕事を終え、人生のいろいろを振り返るべく四国巡礼の旅に出る。もちろんすべて歩いていく。僕は聞いた。「彼女とは一緒に行かないの?」すると彼は、バーボンの

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「ナイトミュージアム」のショーン・レビ監督がまたまた踊りだしたくなるほど楽しいエンタメを作ってくれました。’今回の主役はゲームのモブキャラ。好きな人に出会ったモブキャラが自分の存在の無さに気づき、新しく生まれ変わるべく奮闘する物語。ゲームな

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先日お会いした著者の作品を読了。いやー、すごい本でした。タイトル通り、何人もの人間を殺めた犯人たちの実像に丹念な取材と、ときには刑務所での面談を重ねながら迫っていきます。根底にあるのは、「殺人犯を通じて人間を見たかったから」という著者の思い

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競馬ライターであり小説家の著者が描く、競馬ミステリー第三弾。主人公は地方競馬の騎手、一色純也。中堅だが成績は三流。彼が所属する北関東競馬で、馬から禁止薬物が検出される。犯人は誰か。純也の恋人、競馬ジャーナリストの沙也加とともに調査を始めるの

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ノンフィクションライターの小野一光さんにお話を伺う機会を得た。小野さんはご自身のことを「戦場から風俗まで」がキャッチフレーズと仰っていたが、尼崎連続事件を扱った「家族喰い」や、座間9人殺害事件を追いかけた「冷酷」など硬派な著作も多い。殺人犯

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本がつなぐ奇跡の物語、というキャッチフレーズがぴったりの心があったかくなる小説。主人公である盲目の書評家、よう子さんの佇まいが、まず、いい!そして、「人は食べたものと、読んだものでできている」「読書はどんな孤独な行為に見えたとしても、人や世

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