mixiユーザー(id:65810897)

日記一覧

彼の歌を始めて聞いたときにとても日本人とは思えなかった。僕にはポルトガル語の良しあしなんてわからないけど、ギター&ボーカルが醸し出すトーンが別次元だった。 縁あってお話をするようになり僕の企画するライブにも出演していただいた。その中村さんか

続きを読む

いやー見事な番組でした。松田聖子を始めとする、80年代〜90年代のJPOPの多くを手掛けた編曲家、大村雅朗を描くドキュメンタリー。 46歳という若さで亡くなったことも福岡出身だったことも知らなかったので番組を観てる間、前のめりでした。   でも

続きを読む

どうしてこんなに著者の小説に惹かれるのだろう。読み終わって考えた。 もちろん類まれなるストーリー展開、磨きこまれたキャラクター、さまざまがあるが、大きな魅力は「昭和の香り」が満載なところ。男たちはみんな傍若無人で、酒好きのチェーンスモーカー

続きを読む

一気に読了。僕の老後の楽しみは古い日本映画を観続けること。そのために30歳ぐらいから少しずつコレクションを増やしてきた。もちろんこれからも。 そのためのガイド本として太田和彦「シネマ大吟醸」、川本三郎の映画エッセイ、他もろもろ数十冊あるんだ

続きを読む

石田純一はすごい
2020年06月26日12:35

何気に外出したら、革靴を素足ではいていたことに気づく。まぁ、いいかと半日うろうろして帰ったら、右足が痛い。「とうとう俺にも痛風がきたか」と。でもどうやら原因は革靴素足。あれ結構足に負担かけるんだね。だとしたら、石田純一ってすごいなぁと思い、

続きを読む

今一番夢中になってる作家の、検事シリーズがこの一連の作品。ぼさぼさ頭の茫洋とした検事、佐方貞人が持ち前の正義感で権力に挑む連作短編集。 どれも丹念な取材に裏打ちされたリアリティと見事な物語展開でぐいぐい読ませます。シリーズとしてはもうひとつ

続きを読む

それでは、小池百合子にみんなで歌ってあげましょう。「青春時代」の替え歌で、「エジプト時代」どうぞ〜!         卒業証書はもらったと         あなたはいつも言うけれど         カイロの大学出た年が         微妙

続きを読む

まさかあの名作がスクリーンに帰ってくるなんて。情報知って、映画館へ一目散。 25年ぶりに観た率直の感想は、「え、こんなにレオンってナイーブな殺し屋だっけ。マチルダってこんなに泣いてた」でした。もっとハードボイルドなイメージだったんだよね。も

続きを読む

16、7歳の頃だ。タバコの煙が立ち込めている二番館で、やくざ映画とポルノが入り乱れての3本、4本立てをオールナイトでよく観た。  硬い椅子の上でうつらうつらしながらそれでもSEXと暴力シーンには体が反応して目覚めた。「仁義なき戦い」「県警対組

続きを読む

それでは歌っていただきましょう!案里さんで、「疑いがとまらない」  参議院stop The Loneliness   おさえ切れず  疑いがとまらない  参議院stop The Loneliness   どうしてなの  疑いがとまらない   あなたに言われ お金渡した  

続きを読む

天ぷら屋で一杯やったあと、映画館へ。選んだのは、お婆さんが山に登るというだけのこんな物語。 子どもと夫のために生きてきた83歳の主婦がかつての夢だったスコットランドの山に登ることを決意し、動き始めるが……。  なんてことない話なんだが、これ

続きを読む

泣いて笑って、また泣いて最後に爽やかな風が吹く、そんな映画でした。 しっかり者の長女メグ、活発で信念を曲げない次女ジョー、内気で繊細な三女ベス、人懐っこく頑固な末っ子エイミー。名作にふさわしいキャラの巧みさと小説家をめざす次女ジョーを主人公

続きを読む

最近男の不良中年、老人の作家が少なくなった。男にも女にも受けないからだろう。天邪鬼の僕はそうなると、無性にダメダメ男の小説を読みたくなる。まぁ、水分補給のようなものだ。   著者は今でもちゃんと不良をやってるひとりで、色恋を書いてる。この小

続きを読む

ストーリーといい、キャラ作りといい、うまいの一言。家事と育児に追われる平凡な主婦が中学時代の同級生に誘われ、化粧品ビジネスへ。やがて徐々に成功し大金と生きがいを手にする。けれど殺人事件の容疑者として突然逮捕されてしまう。 つまらない日常を過

続きを読む

美術館が好きだ。静謐な空気感、美しい空間、雑多な日常を忘れさせてくれるパラレルワールド。いい絵やアートを観ると、目が喜ぶのが何より嬉しい。つまらないことがいっぱい詰まった脳が浄化され、喜んだ目は、いいものだけを観たいとはしゃぐ。美術館を出た

続きを読む

お父さん気分
2020年06月11日19:14

友人の娘さんの誕生日だったので僕が今気に入ってる中国料理店、「龍鳳」でお祝いランチ。そのあと、服屋さんに行って、ワンピースをプレゼント。彼女はとても喜んでくれたのでなんだか嬉しくなる。あ、もしかしたらお父さんってこんな気分なのかなと、ひとり

続きを読む

フェミニズムの本はよく読みます。古いかさぶたがぽろぽろ剥がれていく快感があるからです。    フツーそういった本は男の旧態依然としたところを暴いていくんですが、酒井さんの新刊は、「自ら率先して男尊女卑思想を取り入れ行動する女性」のことを俎上

続きを読む

新藤兼人監督が、独立プロ、近代映画協会を一緒に立ち上げた盟友、殿山泰司に贈る鎮魂歌的エッセイ。二度目の読了だが、交友50年の重みと愛情が詰まった名著だ。 「オレは頭が悪い三文役者じゃけ、何回も何回も声を出して読まんとおぼえられんのよ。恥知ら

続きを読む

いつの頃からだろう。同じ小説を読み直す楽しみを覚えた。この作品もそう。 主人公は46歳独身、プロのジャズクラリネット奏者。演奏への情熱は薄れ、今は音楽教室講師の僅かな収入で過ごしている。そんな日常に現れるギタリストの青年。彼は、昔愛した女性

続きを読む

おすすめのお昼のBGMは、ブラジルのギターリスト、パウリーニョ・ノゲイラとその弟子、トッキーニョのデュオアルバム。弾けるような音の乱舞にウキウキしてきます。  そして夜は、グロリア・エステファンの「ミ・ティエラ 〜遥かなる情熱」このアルバムは

続きを読む

「女帝小池百合子」を読み、著者の丹念な取材力と文章力に魅了されたので、続いて読了。いやー、ご本人に会わないで、いや会えないまま、これだけの評伝を書けるなんて驚きです。    女優になったのは家族を養うため。とてもストイックな人で、スターにな

続きを読む

拝啓 小池百合子さま
2020年06月04日01:40

今日私は、石井妙子著「女帝小池百合子」という本を読み、人生を物語として紡ぐあなたの力に感動しました。世間ではそれを虚偽などとバカげた言葉で非難する輩もいるみたいですが、笑止千万です。私も「物語プランナー」というあやしげな仕事をしていますが、

続きを読む

さあ、今から読むぞ
2020年06月03日19:24

「女帝 小池百合子」「原節子の真実」  /  石井妙子      二冊買ったので同時に、というわけにはいかないか。まぁ、先に気分が悪くなるほうを読もう。どちらかはご想像にお任せします。

続きを読む

なんとか開催をと頑張っていましたが、北九州の情勢も考えさすがに無理だと判断し、6月の観山寄席は中止することにしました。チケットも完売してたので楽しみにしていたお客さんにも申し訳ないんですが今回はどうぞご了承ください。  なお、林家彦いち師匠

続きを読む