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日記一覧

舞台は1957年のロンドンから始まり、第二次大戦の出征から戻らぬ夫を待つエイダ・ハリス(レスリー・マンビル)が主人公です。ハリスは幾つかの家の掃除人として生計を立てていますが、ある日ついに夫エディーが死亡したという連絡が届きます。その知らせを持っ

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そもそも僕は、猫好きではありますが、猫を題材にした映画はあんまり見ません。というのは大抵の作品が、“どや?かわいいやろ”とか“これを可愛いと思わんやつは人間ではない”という態度があからさまなもので。でも今回は、「猫と、とうさん」という題名な

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つまり「ケイコ 目を澄ませて」は思ったほどひどい作品ではなかったわけですが、この「夜明けまでバス停で」はダメでした。何がダメかと言うと、コロナ禍で居酒屋のバイト店員たちが次々解雇されるあたり、ペラペラと薄っぺらい社会批判を饒舌に説明してしま

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僕は三宅唱という方の映画を、日本映画専門チャンネルで放送した際にチラ見して、30分ルールで却下した記憶があります。ということでこの「ケイコ 目を澄まして」が劇場公開されたときにはパスしました。今回たまたまWOWOWで放送したので、契約料金のう

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僕はミニオンズのキャラが好きで、だからいろんな映画の巻頭に出てきて“映画の権利”を主張(言い訳?)するメッセージ部分ですら楽しく見ています。←日本の“映画泥棒メッセージ”の頭部カメラ男にはうんざりですけど。とは言うものの初めて見たのが2017年で

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かつて「ヒットラーなんか知らないよ」(1963)という映画があったので、それ以後こういう言い方が流行りました。未だにそれを利用しています。僕はシェークスピアの戯曲を読んだこともなく、これからも読む気にはならいと思うのですが、この映画は面白かった。

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この「ガンパウダー・ミルクシェイク」を見るのは3度目かな。最初はDVDのレンタルで見て、しばらくしてスター・チャンネルで放送したからハイビジョン(49インチ)で見ました。このときは英会話の教材にしたので、セリフに注目しながらじっくり見ているもので

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池島ゆたか監督と一緒に映画を見るという、ある意味究極の映画三昧を楽しんでいる僕です。今回はその“目黒ゆたか会”の番外企画として行っている“アネックス(別館)”として、“娯楽映画を楽しもう”という主旨で岡本喜八監督の「斬る」(1968)を見ました。併

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久しぶりに第96回アカデミー賞授賞式というものを見たもので、あのセレモニーで話題になっていた映画でも見ようという気になり、日比谷シャンテまで出かけました。12月末に「PERFECT DAYS」を見たのがシャンテ2で、今回は地下のシャンテ3。「2」では“いい

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僕は「BS世界のドキュメンタリー」については、番組表(EPGね)で必ずチェックするようにしています。今回は「“ニュースの常識”をぶっ壊そう! -報道現場のインクルーシブ革命-」というセンセーショナルなタイトルなので、見逃すことなく録画しました。でも

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僕は60年前にシネラマ初の劇映画「西部開拓史」をOSシネラマ劇場で見て、巨大なパノラマ画面に展開するエンターテインメントに狂喜しました。そこには間違いなく、映画という娯楽装置のひとつの姿が存在し、圧倒的な映像体験を堪能したからです。それは曲り

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まず、人生というものは一人の人間に対して一つしかないものです。それをパラレルに描くという手法は、それなりに楽しい場合もある。たとえばピーター・ハウイット監督の「スライディング・ドア」(1997)では、地下鉄に乗り遅れた主人公と間に合った同人物を並

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前回見たのは2017年10月22日で、その翌日付のミクシィ日記に書きました。僕が5歳のころ父親が不倫をしていたという事実を、数年前に姉から聞かされたという顛末から、今回の目黒ゆたか会のテーマ“先生の不倫”が決定したのです。今回もその線で書こうかと思

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普通僕は、ティルダ・スウィントン主演のアラビアン・ナイトものと言われたら、まず見ません。彼女の映画は理屈が先に立っていて面白みにかけることが多いもので。そしてまた、そういう映画は“お色気”という欠点隠蔽要素が少ないと見ていられないのです。テ

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キネカ大森で、ロバート・エガース監督の「ノースマン 導かれし復讐者」を上映しているので、招待券消化を兼ねて見に行こうかと思ったのですが、その前に同監督の「ライトハウス」を録画したままになっていることを思い出し、まずは“お手並み拝見”しようと

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写真1は、NHKのページからいただきました。写真2は今年3月3日の、目黒林試の森で僕が撮影したもの、そして写真3は一昨日目黒不動近くの禿(かむろ)坂で1本だけ咲き誇っていた桜です。まだまだ“うちの桜(=目黒川沿いの自宅前)”は蕾固しもいいところ

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2024年の日本プロ野球オープン戦は、阪神タイガースが緒戦から9連敗しました。2022年のシーズン当初の公式戦9連敗を思い出しますね。しかし、しょせんオープン戦なので2022年の悪夢のことは2023年の“38年ぶり”の出来事によって今では笑い話です。←笑って

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今回の最大の問題は、僕の耳が英語の話者と日本語の翻訳者の声を聞き分けられなかったということに尽きます。しかし英語を聞きながら日本語字幕を読む行為は、日常の映画鑑賞でほぼ毎日続けていますから(“ロスト・イン・トランスレーション”はあるとしても

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なんと今回は朝の7時から中継を始めるので、どうせレッドカーペットでのスターインタビューが長いんだろと決めつけていたら、8時過ぎにはセレモニーが始まっているではありませんか。そして11時半ごろには作品賞も終わってしまいました。つまり、かつては14

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4年間も開催していなかったのかと、やはり感慨でした。“前回グランプリ”として上映された「グラフィティ・グラフィティ!」については、僕が推した作品ではなかったこともあり、“ああ、こんな作品だったよな”という程度。そしてAプロがスタートし、いつ

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まさか50年前の映画を見て、ガツンとアタマに一撃を感じるとは思いませんでした。知っている俳優は一人もいないし、どんな映画かも知らずに、単に92分と手頃な長さだからと見始めたのですが、途中から居住まいを正して見てしまいました。たしかに僕は最近“ボ

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全く知らない映画でしたが、ベルリン映画祭で金熊賞を受賞しているという情報から録画しました。1975年の作品ですが4Kレストアされているということから、僕が今まで知らなかっただけで、世の中にはすでに認められていたのだと感じます。こういう映画は見逃

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NHK-BSで2夜に渡って放送しました。PBSのオリジナル版がネットで見られるようですが、英語だけだと僕にはチンプンカンプン。とりあえず1時間53分の番組を2回に分けて計100分放送したので、ほぼ全編見たと言えるでしょう。しかしまぁなんですね、“

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トッド・フィールドという監督さんは「リトル・チルドレン」が面白かったと記憶しています。その前の「イン・ザ・ベッドルーム」は全く記憶にない。←ミクシィを検索したら“好きではない”と書いていますね。見てはいるんだ(笑)。そしてなんと、トッド・フィ

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スターチャンネルで“ゴーモン映画社”のシリーズ放送をしているもので、'50年代などのレアな作品を拾って録画しています。すると突然、2013年作品を放送してくれました。さほど見る気がなかったのですが、録画するべき作品が見当たらず(CS5チャンネルセッ

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まず題名を見て、“なんじゃ、こりゃ?”と感じました。そういうときはまず録画するようにしています。HDDがいっぱいの頃は、まずimdbのページで評価を調べました。今回も、もちろん調べました。そしたら213人しか投票していなくて点数は5.6でした。普通は

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とりあえず揮発性記憶力については無視して話を進めましょう。手持ちのDVD-Rリストになかったので、当然録画しました。でもって見入ったのが、カメラの動きでした。ゆっくりとトラック移動する。通常レールを敷いて撮影するわけですが、ところどころクレーン

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僕は少年時代、手塚治虫の漫画に夢中になっていたこともあり、宇宙開発というものに関心がありました。なにしろ小学生のころ人工衛星が現実となり、以後米ソの開発競争が大々的に報じられたわけです。てなわけで当時は、21世紀になると宇宙旅行が簡単にできる

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やはり苦手な韓国映画に手を出したのが間違いでした。以前「3人のアンヌ」という映画を見て好感を持ったことを思い出し、フランスとの合作だと“もしかして”と思ったのが大間違いでした。監督のドゥニ・デルクールは「譜めくりの女」の人で、あれを35ミリで

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題名が原題も邦題も同じで「プラスチック」です。僕がこの単語に初めてであったとき、すでに石油化学が作り出した“変形可能な(​flexible)”という意味よりも、合成樹脂という意味でした。グーグル翻訳によると例文として“He pays with cash instead o

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