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日記一覧
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ＷＯＷＯＷで放送していました。2015年のトロント映画祭に出品されたイギリス映画で、イギリスでは2016年６月公開、そしてアメリカでは2017年の１月公開のようです。トロント映画祭は行ったことがありませんが、その後公開された作品を見ると、僕好みの映画が
- 左右両陣営の対立下に生きた老人の悲哀を描く。ヴィットリオ・デ・シーカ監督「ウンベルトＤ」(1951)。
- 2016年12月30日12:49
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この映画の日本公開は1962年10月で、たしかアート・シアター・ギルド系の映画館で上映したと思います。製作から10年を経て初めてというのは、本国イタリアでこの映画に対して上映中止措置が取られたからでしょう。ファシスト党の政権下で20年程度も押さえつけ
- キャッチーな邦題より、シンプルな原題とオリジナルの宣伝文句に納得。ハンネス・ホルム監督「幸せなひとりぼっち」(2015)。
- 2016年12月29日06:24
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原題は「オーヴェという男」で原作小説も同じ。フレドリック・バックマンによる小説の日本語版も「幸せなひとりぼっち」ですから、映画か本かどちらか(あるいは両方)が合わせたということでしょう。商売、商売。僕は来年４月で70歳になりますから、“ひとりぼ
- フランスでは５時から７時は不倫の時間？ ほんまかいな。ヴィクター・レヴィン監督「５時から７時の恋人カンケイ」(2014)。
- 2016年12月28日05:32
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2016年６月19日に27歳で亡くなったアントン・イェルチン主演の恋愛映画です。イェルチン追悼という気持ちと、マンハッタンが舞台なら、と見る気になりました。物語は、小説家志望の24歳のブライアン・ブルーム(アントン・イェルチン)が主人公。通りを歩いてい
- この映画にはアカデミー作品賞を取ってほしいと本気で思います。ジェフ・ニコルズ監督「ラビング 愛という名前のふたり」(2016)。
- 2016年12月27日05:03
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2017年３月に日比谷シャンテほかで公開予定だそうですから、何を書いてもネタバレになります。ネタバレが嫌いな方は読まないでください。一方、実際にあった話ですから、事実を知っている人にはネタバレではないとも言えます。監督のジェフ・ニコルズは、「Ｍ
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ニコール・キッドマンが原作の映画化権を手に入れ、ジェイソン・ベイトマンらと製作してみずから主演した日本では劇場未公開作品です。2016年作品とあったもので、今年中に見ておこうと思いました。←別に意味はないけど。2015年のトロント映画祭に出品してい
- 高校三年生の僕には主人公の倫理観が分からなかった。今になるとなおさら。成瀬巳喜男監督「女の中にいる他人」(1966)。
- 2016年12月24日10:56
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キネマ旬報によると、「女の中にいる他人」は1966年1月25日の公開となっています。ところが僕は、２月22日になんば東宝で見ている。１か月も後で封切り館のなんば東宝でやっていたことが不思議。それも併映が「じゃじゃ馬ならし」だって。←「じゃじゃ馬なら
- 先日のプーチン来日が茶番だったと実感する、２つのＢＳドキュメンタリー。
- 2016年12月23日13:05
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2016年12月５日から、ＮＨＫが４夜連続で放送したＢＳドキュメンタリーは、直後に来日したプーチン大統領のイベントが“茶番”でありパフォーマンスだと実感させてくれました。シリーズの名前“ソ連崩壊から25年／プーチン大統領来日”というネーミングがまさ
- 原宿のカフェ、シーモアグラスへ行ってきました。「Dearアッコちゃん展」は１月３日までです。お早めに、ぜひどうぞ。
- 2016年12月22日10:30
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ＪＲ原宿の表参道口へ降り立ったのは、もしかしたら40年ぶりです。竹下口へは何度か降り立ちましたが、表参道口へは行っていない。セントラルアパートってどこだったかな、なんてちらちら眺めながら歩いていたら、歩きスマホの外国人に追い越されてしまった。
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ＳＦとホラーというジャンルは、かつて無名スターを使った低予算映画でも、そしてそれほど宣伝しなくても、劇場の看板を見てある程度の客が入る、という定評がありました。我々が子供のころ人々は“なんか映画でも見るか”と映画館街に繰り出し、劇場に掲げて
- クリスマス映画ということで、アンドリュー・Ｖ・マクラグレン監督「ワイルド・ギース」(1978)再見。
- 2016年12月20日09:25
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２年ほど前にも見直していましたが、この「ワイルド・ギース」が“クリスマス映画”だということは忘れていました。リチャード・ハリスが別居している息子と、クリスマス休暇をスイスでスキーして過ごそうと考えるのですが、リチャード・バートンがアフリカ某
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2011年の東日本大震災の後、津波に見舞われた仙台を本拠地としたサッカーチーム、ベガルタ仙台に関するドキュメンタリーです。あの年Ｊ１に復帰したばかりのベガルタ仙台が、すぐにＪ１から降格するだろうと見られていたのに、優勝争いを展開するほどの躍進を
- 世界を変えた出来事の映画化にしては平凡すぎる。パヴェル・パルホメンコ監督「ガガーリン 世界を変えた108分」(2013)。
- 2016年12月18日06:50
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僕は昔からロシア映画(当時はソ連映画)が嫌いでした。セリフがアフレコの作品がとくに嫌い。それはセリフを耳にしていると眠くなるからです。５部作(日本では３作として公開)の「戦争と平和」なんか、完結編の一大戦闘シーンで眠ってしまったほど。ま、それは
- 芸術云々に対する積年の疑問が氷解しそう。「訪問インタビュー 安部公房」(1985)を見ました。
- 2016年12月17日11:13
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これはＮＨＫで、1985年の1月14日から17日まで４日間帯で放送した番組です。日本映画専門チャンネルで放送していたものを録画して見ました。先月でＦ１レースが終了し、ワールドチャンピオンとなったニコ・ロズベルクが突然引退を発表したことが、切れかけて
- どんな巨匠の作品にも駄作はあるという証明。ルキノ・ヴィスコンティ監督「白夜」(1957)。
- 2016年12月16日10:29
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ずいぶん前に録画していたけど未見で、今回はＢＳイマジカによるハイビジョン放送があったので見ました。この放送局は「サムライ」なんかを“最高画質”という名目で放送していますが、ＷＯＷＯＷやＮＨＫの方が画質がいいことが多い。今回もさして高画質に思
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「プーチンの道 〜その権力の秘密に迫る〜」(原題Putin's Way)は、アメリカのＰＢＳが2015年1月に放送したもので、55分のドキュメンタリーシリーズの1挿話です。ＮＨＫの放送時間は49分ですから、５分ほどカットしていると言えますが、エンドクレジットの長
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メリル・ストリープが音痴なのにカーネギーホールでリサイタルを行うという大富豪の女性を演じる映画です。そんな金持ちの道楽につきあえるかと考えていたのですが、スティーブン・フリアース監督だということで見ました。そしたら、やはりフリアーズ・マジッ
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テリー・ツワイゴフという監督さん、知ってます？ 僕はこの「バッドサンタ」で覚えたわけですが、その前のドキュメンタリー「クラム」も「ゴースト・ワールド」も見ています。この後には「アートスクール・コンフィデンシャル」という風変わりな学園映画があ
- 20歳の岩崎加根子に惚れても、“ロリコン”じゃないよね。佐伯清監督「浅草四姉妹」(1952)。
- 2016年12月12日13:10
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なぜかオールシネマ・オンラインのデータにはない、新東宝映画です(Movie Walkerにはあります)。日本映画専門チャンネルで見ました。浅草の小料理屋の娘４人をめぐる物語。父親が三島雅夫、母親が沢村貞子、娘が相馬千恵子、関千恵子、杉葉子、岩崎加根子でし
- 収獲が多かった第４２回東京月イチ映画祭、後半のＢプログラムについて。
- 2016年12月12日10:36
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Ｂプログラムも３作品でした。最初は渡邉�眈牢篤帖屮献Д鵐肇蝓偲攫蝓�(14分)。←分数については、当日配られた資料にのっとっています。ただ作品によっては、ディスク始動時に何分何秒(これは14分11秒)と表示されることがあり、つい体がその時間の体勢になっ
- 第４２回東京月イチ映画祭に参加、今回も収穫の多い一日でした。まずはＡプログラムから。
- 2016年12月11日11:23
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東京月イチ映画祭は、野火明監督が様々な情報を集め、各地に飛んでいろんな作品を見て、そうやって集めた作品(短編が多い)をＡプログラム、Ｂプログラムの２回に分けて上映しています。僕は2014年の９月に初めて参加し、今年の７月、９月と参加しました。今回
- カーク・ダグラス、100歳の誕生日おめでとう。僕を映画漬けにした責任の一端はあなたにあります。
- 2016年12月10日09:54
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12月８日がジョン・レノンの命日で、翌日の９日がカーク・ダグラスの誕生日でした。現在日本時間の午前10時ごろですから、ロサンゼルスだと９日の午後５時ごろのはず。かろうじて誕生日祝いが間に合いました。と言っても、この日本語の文章が彼に届くわけでな
- 念のため録画しておいただけなのに、見始めたら一気に全部見てしまいました。ドン・シーゲル監督「突撃隊」(1962)。
- 2016年12月09日10:54
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まぁ90分という尺の関係もありますが、やはり導入部を過ぎたら一気呵成というヤツでした。スティーブ・マックイーン、ジェームズ・コバーン、ハリー・ガーディノ、ボビー・ダーリンといった、クセのある連中(正しくは彼らがクセのあるキャラを演じているだけ)
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見始めてすぐ、手持ちカメラがガタガタ動く、今様のわずらわしいカメラワークにがっかりしました。しかしほどなくトニ・コレットとドリュー・バリモアの親友関係が展開し、僕にはその２人の向こうに、「ミュリエルの結婚」のトニ・コレットや、「デート・ウィ
- 初耳の監督によるクライム・サスペンスですが、タッチが面白かった。ミヒャエル・Ｒ・ロスカム監督「クライム・ヒート」(2014)。
- 2016年12月07日05:35
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僕が初めて耳にする監督名で、原題が「The Drop」といいますから、ＡＦＭで試写があってもパスしていたことでしょう。主演がトム・ハーディとノオミ・ラパスだったら、なおさらです。今回はジェームズ・ガンドルフィーニの遺作ということで録画しておきました
- 深い意味を見ても見なくても、不思議な映画だということに変わりはない。内田吐夢監督「血槍富士」(1955)。
- 2016年12月06日14:37
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内田吐夢監督が中国から引き揚げてきて、最初に作った作品のようです。片岡千恵蔵主演の東映映画。僕は「飢餓海峡」を作るにあたって会社側と大もめしたという逸話あたりからしか内田吐夢を知りません。その前に「森と湖のまつり」を見ていますが、小学校５年
- これは“事実に基づいた映画”の“決定版”と言えるかも。ルパート・グールド監督「トゥルー・ストーリー」(2015)。
- 2016年12月05日06:30
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最近“この映画は事実に基づいています”とか、“この映画のすべては真実です”、あるいは“この映画の大部分は真実です”という、言い訳めいたテロップから始まる映画に嫌気がさしていたのですが(嫌な気分はするけど、だからダメとも言えないから余計に辛い)
- 歴史上の人物をどう描くかを考えさせられた、コズミック フロント☆ＮＥＸＴ「宇宙の革命児！エドウィン・ハッブルの真実」。
- 2016年12月04日10:23
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僕は子供のころから天体が好きで、そんなことから映画「禁断の惑星」にはコーフンしまくりましたし、カール・セーガンのテレビ番組「コスモス」も面白く見ました。そして当然、カール・セーガン原案による「コンタクト」という映画も楽しかった。ということで
- 三船敏郎の人生が、僕自身の“三船体験”とオーバーラップする爽快さ。松田美智子著「サムライ 評伝 三船敏郎」。
- 2016年12月03日11:01
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ミスター・ピンクこと池島ゆたか監督が“あっという間に読了して、面白かった”と述べておられた本です。近所の図書館にありましたから借り出し、２週間もあれば読めるだろう、読めなければ延長しようと考えていたのですが、１週間で読了しました。序章と七つ
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はい、僕は劇場公開時にパスしました。「エピソード１」公開時に落胆し、それ以後このシリーズを劇場で見ることはやめています。「エピソード４」を70ミリフィルム(もちろんニュープリント)で上映してくれる劇場があれば、お金を払ってもいいけどね。あ、それ
