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日記一覧

ドイツの作家フリードリヒ・フーケの「ウンディーネ」(1811)と言われてもピンと来ず、フランスの戯曲家ジャン・ジロドゥによる「オンディーヌ」(1939)だと言われると、加賀まりこが演じてたっけと題名だけは思い出すのですけれど、世界一わがままな映画ファン

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まず、BS-TBS「麺鉄 〜メン食い鉄道 絶景の旅〜」ですが、3年か4年前に始まった番組ですが、度重なる再放送を繰り返すもので、ここ1年以上は無視していました。EPGに“再放送”と明記されていないから、僕のような揮発性記憶保持者は、何度も録画してし

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今年は2月に入って雨の日が結構あり、5000歩未満という日が8日もありました。そのため1月度はキープした“アベレージ1万歩”という数字が下落し、26日現在アベレージが8800を切ってしまいました。とりあえず僕の年齢だと“アベレージ6000でいい”という通

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公開年度を1994年と書いたのはオールシネマ・オンラインの記載に従ったのですが、フランス本国でも1995年の1月公開だそうですから(by IMDB)、公開年度なら1995年とするほうが正しそうですね。フィルムのプリントに記載されている“制作年度”を重視する方は

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僕の今までの知識では、映画はアメリカではエジソンが発明し、フランスではリュミエール兄弟が発明したとされているというものでした。その時系列や、現在に伝わる映画館による上映方式などから、リュミエール兄弟をもって映画の発明とするという説が正しかろ

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今回初めて気がついたことから書いておきます。この映画にはマーティン・バルサムが、ホリー・ゴライトリー(オードリー・ヘプバーン)を見出した人間として登場します。そのバルサムが、鳥かごの中の剥製の鳥に向かって“You got yourself stuffed, huh, Polly

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つまりジョン・レノンの生い立ちから、高校生になってバンドを組むまでの友人たちの証言が中心となっています。そのあたりのジョン・レノンについて知るということは、川本三郎さんの「林芙美子の昭和」を読んだばかりの僕には、1940年から20年くらいのイギリ

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この映画の冒頭には、よくある“この映画は事実に基づいています”というテロップが出たかどうか、僕は全く覚えていません。しかし、そんなの関係ない!と阪神タイガースのミエセス選手のように叫びたい。時代遅れの暴力警官が仕事一途に突き進んだ結果、娘の

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先日「ダム・マネー」を面白いと書いたのですが、そのとき「マネー・ショート」という映画を全く忘れてました。自分の日記を読み返して、どんな話だったっけ?状態。ということで2時間10分もある本編をきっちり見直しました。やっぱり面白いがな。アダム・マ

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昨年後半から成瀬巳喜男作品を見直し、並行して川本三郎さんの「林芙美子の昭和」を読みました。そこで“女性の自立”という社会の動きに興味を持ちました。以前「レボリューショナリー・ロード」を見たとき、第二次大戦中に戦地へ男性兵士を大量に送り込んだ

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我がシアタールームは、入口の扉を閉めて電灯を消すと密室で暗室となります。つまり映画館と同じ環境にできるわけです。←床面に案内用のLEDなどが埋め込んでないし、「禁煙」のサインもありません(笑)。だから映画に没入できます。池島監督とのめぐろゆた

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毎月やっている英会話教室、今回は都合で1月をスキップしたので、2024年初めての集まりとなりました。取り上げたのが「セイント・フランシス」。主人公のブリジット(ケリー・オサリヴァン、脚本も)がマッチングの会合に出席して、“34歳、独身、レストランの

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ソウル・バスがデザインしたタイトル画面を初めて意識したのは「黄金の腕」(写真1)の予告編でした。エルマー・バーンステインのジャズ演奏によるテーマソングを流しながら、黒画面に上から下へ白線が走り、それがキキュキュっと縮まって人間の腕のようになり

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この「白い野獣」は、戦後間もなくの時代に街娼として体を売っていた女性たちを収容し、“更正させる”収容所を舞台にした作品です。寮長の泉良輔(山村聡)は、収容された女性たちにミシンの扱い方を教え、自立した職に就けるよう指導します。しかし女性たちの

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ユホ・クオスマネン監督の映画は、3年前にザ・シネマで「オリ・マキの人生で最も幸せな日」(2016)を見ています。そんなことからキネカ大森まで駆けつけて(実際は徒歩と都営地下鉄ですけど)「コンパートメントNo.6」を見ました。2本立て上映ですがもう1本は

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第87回目を迎えた目黒ゆたか会に参考作品として取り上げました。今回のテーマは“巨乳”。このところ何度も書いているように、かつての一般劇場映画は倫理規定というものが厳しく、とくにアメリカでは1934年から1968年まで存在した“ヘイズ・コード”という倫

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監督はデヴィッド・ブルックナーという人です。僕はもともとホラーに興味がないから初耳の監督です。だったらこんなホラーを録画しなければいいのですが、昔の恋人(になっちゃったよね)レベッカ・ホールを見たくて録画しました。imdbの点数が6.5と微妙だった

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今日記を検索したら、2012年にセット物CD「三浦光紀の仕事」をまるで新譜のように聞いたときから、記憶の掘り起こしをしなくっちゃと心に決めたのでした。それは桜井音楽事務所さんが東京都の公開講座で“日本フォーク史”を行い、僕がお手伝いに参加するこ

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2024年2月7日に放送していた「ほっとネットとうほく 土門拳を伝える」というドキュメンタリーは、“古寺巡礼”シリーズの写真でおなじみの土門拳という写真家に肉薄した、とても興味深いドキュメントでした。中学生のころ東大寺学園にいた僕は、先生方から“

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成瀬巳喜男作品として「めし」がヒットしたことから、同じく上原謙と原節子の夫婦役による映画として企画されていたそうです。←成瀬巳喜男生誕100年記念というNHK−BSで放送したバージョンに、草笛光子が語る3分間のこの逸話が付属していました。物語

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ジョン・マッデン監督は「恋におちたシェイクスピア」(1998)でアカデミー監督賞候補となり、初めて名前を知りました。あのときは監督賞を「プライベート・ライアン」にもっていかれ、かわいそうだったな。アカデミー賞に“変なバラン感覚”が見え、それまで数

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たしか「バベットの晩餐会」という映画が公開されたころ、“そもそもレストランが世の中に現れたのは、フランス革命で貴族社会が崩壊し、お抱えの料理人たちが仕事をなくしたせいだ”という説が流布されたのでした。それ以前に、フランス貴族たちが美食にうつ

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株式市場では大金を運用できるヘッジファンドが、踏み上げを繰り返して特定の企業の株価を上げたり、所有する不動産などを処分させて利益を生み出しては株価が高いうちに売り抜け、結局その企業を潰してしまうことがあるようです。“もの言う株主”が会社をず

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僕は「小説家との旅路」という題名によるスターチャンネル放送版で見ました。日本ではDVDスルー(2022年10月5日発売)だったようです。カナダ映画のようで、監督のリナ・ロースナーにとっては初長編らしい。とりあえずマイケル・ケインの“新作”ということ

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“トワイライト・ゾーン”は日本でテレビ放送されたとき「ミステリー・ゾーン」と改題されました。後に「トワイライト・ゾーン」に戻されましたが、ロッド・サーリングの別のシリーズ「四次元への招待」は「夜の画廊」とはなりませんでした。その「Night Gall

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ヴィム・ヴェンダース監督の「Perfect Days」を見たのが年末29日。翌30日に、散歩ルートの近所に4か所あるじゃないかと気づき、とりあえずJR恵比寿駅界隈の4か所を回ってみました。Tokyo Toiletのホームページには、番地なども詳しく記載されています。参

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僕は金井喜久子という女性作曲家の名前に接するのは初めてでした。1906年に生まれ日本人女性として初めて交響曲を作曲した女性だそうです。だから1972年の沖縄本土復帰の際には、祝典序曲を作曲したらしい。そんな作曲家が、自身の“第一交響曲”を演奏するこ

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この「ディア・ハンター」は、1978年の12月にロサンゼルスとニューヨークで限定公開され、1979年の2月に全米公開されました。日本では1979年3月17日公開です。僕はまず池袋劇場で35ミリ版を見て、次の週にテアトル東京で70ミリ版を見ました。すると音響効果

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