月影を鏡にうつす湖面から静寂の膜をほどいて現れるかげろう闇を透かした翅のはかない脈が 夢の岸に立つ私をやさしく捕らえる隙間からこぼれた雫は冷たい湖面をたたき金色の張りつめた弦をふるわせる星空の隅で林がざわめき始めた風が湖は漣にみたされしだい
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