mixiユーザー(id:1940449)

2024年03月13日01:13

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天皇とシャーマニズム8

憲法は合法的な独裁という話をした
戦時には殺人が許されるのと似ている
普段の生活では殺人は絶対悪であり
独裁もまた絶対悪である

では 合法的とはなんなのか?
それは 神が許した事柄が合法的なのであって
合法非合法の判断を委託することでそれを決めている
殺人が合法であるか否かは その価値判断を委託して決める
その大本が憲法だ
「委託」といっても 誰が誰に委託するのか?
という問題はある
この問題は非常に重要な問題で
なんだかんだいっても創唱宗教はその信奉する神やら仏に委託する
例えそれが人間のリーダーシップであっても本を正せば絶対者なのだ
人間の価値判断を神に委託し
その委託は憲法によって行われる
その憲法はシャーマンが木に登ってもらってきたものだ
近代とは上澄みの創唱宗教を取り除いたシャーマニズムなのだ

じゃあ 人間の側はどうなるか?
ここで考え出されるのが人権思想である
人権思想でいわれるところが すなわちそれが「主権」だ
人権というものをもっている人間が主権を持ち
憲法に対して発言をする
人権とはどのようにして得るのか?
人間として生まれた以上もれなく持っているものとしてそこにある
共同体の人間であるなしに関係なく持っているそれを自然権といい
で 特にその共同体で特記すべき人権を基本的人権という
まーこんな感じがフランス革命以降の近代主義の原理で
政教分離の基礎だ
思想的には非常に緻密に組み上げられている

で これが憲法で
戦後日本では 欽定憲法から国民主権に変更された
問題となったのはこの時点での主権のあり様だ
今の日本国憲法の主権とは敗戦の8月に革命があった事になっている
日本国憲法では主権の移動というような変更は認められないからだ
憲法の改正には限界があり
その限界を超えて憲法を改正する事はできないというのが日本国憲法の構造だ
ここで ちゃんとした議論をすることなく
今に至るまで不安定な憲法になっている

つづくw




 













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