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2023年07月26日22:03

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ストロング小林さん追悼(455)

79年3月27日、福島県棚倉町総合体育館大会の試合前に新日本プロレスから、創立7周年記念「ビッグ・ファイト・シリーズ」最終戦、4月5日、東京体育館大会のメインイベントで行われる猪木にタイガー・ジェット・シンが挑戦するNWFヘビー級選手権試合のルールが正式にランバージャック・デスマッチに決定したと発表されました。

3月23日、呉市体育館大会の時点では場外カウントなし、会場のどこでもフォール、ギブアップで勝敗の決着がつけられる「エニウェアフォールマッチ」が浮上しましたが、やはり観客に伝わりにくい欠点があったのは確かで、73年11月30日、福山市体育館大会以来の両者のランバージャック・デスマッチルールに落ち着きました。

第29戦は3月28日、盛岡・岩手県営体育館(テレビ収録、観衆3,500人発表)大会。メインイベントは猪木&長州力組がシン&上田馬之助組と対戦。1本目は8分41秒、猪木とシンが両者リングアウトとなり1−1。決勝の2本目は6分47秒、猪木が上田を卍固めでギブアップさせ、2−1で猪木&長州組が前北米タッグ王者チームであるシン&上田組から反則絡みでないスッキリとした勝ち星を挙げています。

セミファイナルは藤波辰巳とマサ齋藤のシングルマッチ45分1本勝負で、16分2秒、藤波が逆さ押さえ込みでフォール勝ち。

本大会はシリーズ終了後の4月13日の「ワールドプロレスリング」で録画中継されていますが、オンエアされたのはセミの藤波vsM齋藤の試合のみです。理由は稿を改めて書きたいと思います。

セミ前は星野勘太郎とヒロ・マツダのシングルマッチで10分12秒、首固めでマツダのフォール勝ち。

今シリーズ、タッグを組む機会がなかった北米タッグ王者チームの坂口征二&ストロング小林組ですが、この日タッグを結成しスタン・スタージャック&ジョニー・マンテル組と30分1本勝負で対戦、14分38秒、S小林がスタージャックを逆片エビ固めでギブアップさせて坂口&S小林組が勝利を飾りました。

ペーロ・アグアヨ&ベビー・フェイス組はグラン浜田&小林邦昭組と対戦、12分11秒、アグアヨが小林邦を体固めで降しています。デビュー7か月の若手、平田淳二が初めて外国人選手のハン・リーとシングルマッチで対戦していますが、10分6秒、片エビ固めで敗れました。

第30戦、3月29日、青森県五所川原市民体育館(観衆4,000人満員発表)大会。メインイベントは猪木&長州&星野組とシン&M齋藤&Bフェイス組が対戦した6人タッグマッチ。1本目は10分5秒、外国人組の反則勝ち、2本目は5分18秒、日本組の反則勝ち、決勝の3本目は6分7秒、猪木がBフェイスを体固めで破り、2−1で猪木&長州&星野組の勝利。

Bフェイスは今シリーズ、シンと3回組んでメインイベントに出ていますが、アグアヨは1回もなく、タイプ的にはアグアヨの方がシンと合いそうに思います。

セミファイナルは坂口とマツダのシングルマッチ45分1本勝負、前78年12月13日、横浜文化体育館でのプレ日本選手権準決勝ではマツダの一瞬の返し技、首固めにフォール負けを喫した坂口は北米タッグタイトルマッチ本番前に一矢報いたいところでしたが13分14秒、坂口の反則勝ちに終わっています。

セミ前は上田が永源を5分47秒、体固めで破り、藤波&浜田組とスタージャック&アグアヨ組のタッグマッチは15分5秒、藤波がスタージャックを逆さ押さえ込みで破りました。

S小林はHリーを6分51秒、体固めで破り、Jマンテルは藤原喜明を11分48秒、片エビ固めで撃破。ジョージ高野はマクニーに8分3秒、片エビ固めでフォール勝ちしています。

この3月29日、国際プロレスは東京・足立区の東京マリンで「スーパー・ファイト・シリーズ」最終戦を迎えましたが、4月9日、後楽園ホールで開幕する東京12チャンネル開局15周年記念「ビッグ・チャレンジ・シリーズ」に新日本プロレスに参戦している上田とM齋藤が参戦すると発表がありました。

北米タッグ王座の挑戦者チームが上田&M齋藤組からマツダ&M齋藤組に変更された理由はこれかも知れません。
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