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2020年10月03日21:13

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【散策】 さいたま田島 ~トーフラーメン

先日、全国のご当地ラーメンのカップ麺をまとめて購入したことを書いた。
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1976809419&owner_id=12784286

在宅テレワークなど、自宅にいる時間が以前より増えていることもあり、カップ麺の買い置きは結構重宝している。あれからいくつか食したが、なかなか良かったのが「さいたま豆腐ラーメン」である。私は生まれも育ちも関東なのに、東京と神奈川以外は知らないことも多く、豆腐ラーメンの存在も、このカップ麺を買うまで知らなかった。

そこで調べてみると、さいたま市の桜区と岩槻区に豆腐ラーメンの店があることが分かった。桜区の店は「豆腐ラーメン考案の店」、岩槻区の店は「豆腐ラーメン発祥の店」だそうだ。先日のカップ麺の方は岩槻区の店のラーメンが元になっているようだが、「考案した」方がオリジナルかなと思い、桜区の店に行くことにした。府中本町で武蔵野線に乗り換えて、西浦和で下車する。

西浦和には行く用事はほとんどなさそうだが、たまにこのような機会もあるのだ。意外と駅周辺は賑やかな商店街で、ダイエーのある角を曲がると、右に田島団地が見えて住宅街になる。この住宅街の一角にあるのが、トーフラーメン考案の店である「幸楊」である。

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(幸楊)

測ったように正確に正午ちょっと前に着いたのだが、すでに店の前には待っている人がいる。こんなに流行っているのか! 幸いあまり待たずに入ることが出来た。店は4人掛けのテーブル、2人掛けのテーブルに、カウンター4席で、10人で満席になる。早速トーフラーメンを注文する。この店では「トーフ」と片仮名で記している。

豆腐のたっぷり入ったあんかけ醤油スープのラーメンである。うまい! 店内は客が入れ替わりつつ常に満席の状態だったが、全員が「トーフラーメン」を注文していた。一応他のラーメンもメニューにあるのだが、トーフラーメンしかないかのようである。ちなみに「餃子はありません。また、ソフトドリンクやアルコール飲料もありません」とのこと。あくまでもラーメン、しかもトーフラーメンの店なのである。店内の掲示を見ると、平成20年の埼玉県B級グルメ大会で優勝したのが豆腐ラーメンとのことである。麻婆ラーメンとも似て非なる、埼玉オリジナルの豆腐ラーメンだ。値段は700円である。

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(トーフラーメン)

トーフラーメンを食べて、今日の目的は終わったが、少しだけ西浦和駅周辺を散策してみた。このあたりは、さいたま市桜区田島という地名である。駅の反対側に行くと、神童山薬王院というお寺がある。十三佛が目に付く。「阿字の子が 阿字のふるさと 立ち出でて また立ち帰る 阿字のふるさと」ということである。

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(薬王院の十三佛)

さらに行くと、「田島火の見下」という交差点に出る。ここに火の見があるのが分かる。

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(田島火の見)

この火の見のところが、氷川神社の参道の入口になっている。一瞬、大宮の氷川神社かと思い、こんなに近いはずはないが、まさかそこまで長い参道が続いているのかと思ってしまったが、もちろん大宮ではなく、田島氷川神社である。田島の鎮守の神様で、建速須佐能男尊を祭神とする神社である。まわりは小さな公園になっている。田島氷川神社にお詣りする。

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(田島氷川神社)

西浦和駅に戻り、あとは都内に出て適当にぶらぶらして帰った。
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