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2019年10月12日11:15

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本牧、根岸、磯子 六角橋、新横浜

 台風19号の接近で、今日は朝から雨が降り続いている。この三連休で予定されていたイベント、デパートなどの商業施設は今日と、明日の午前中まで中止というところが多く、鉄道も昼前にはほぼ運休するので、街も静まり返っている。まだ雨だけで、風の強さは感じないけれど、それも午後からは変わってくるのだろう。

 そんな台風の影響は、一昨日の夕方くらいから表れていた。横浜駅から徒歩で、関内、石川町を経て本牧をぐるりと囲む湾岸道路を歩いていて、根岸、磯子あたりから小雨が降り始めたのだ。天気予報では夜の降水確率は30%で、まだ大丈夫だと思っていたのがよくなかった。京急の屛風浦駅あたりで環状二号線を、さらに前日も通った笹下釜利谷道路に入って上大岡に近づく頃には、本降りとなったからだ。
 そこで少し雨脚が弱まったので、電車に乗らずに弘明寺を抜けようとしたら土砂降り。井土ヶ谷で断念して電車に乗った。

 そして昨日は、横浜駅から徒歩で東神奈川、そこから横浜上麻生道路で白楽、六角橋を抜けて根岸公園を経て新横浜に向かった。天気がよければ、港北ニュータウンにまで足を延ばしたかったけれど、それは無理と判断して、新横浜通りに沿って三ッ沢に入り、そのまま戻るのもつまらんということで反町を経て再び六角橋に向かった。
 ここでも東神奈川手前で傘が役に立たないくらいの土砂降りに遭う。もっとも、大雨になったのはこのあたりだけで、あとは止むか、小雨程度だった。台風前の雨は気まぐれである。

 歩きながら、まだまだ横浜の地理に疎いことを痛感した。本牧や三渓園の位置も、何となくでしか理解できていなかったけれど、本牧の中心部に入るためには、湾岸道路の内側に入る必要がある。入り口は複数あるけれど、やはり鉄道が一本あったら利便性は大きく変わるに違いない。
 地元の人によれば、かつて市営地下鉄が本牧に延伸する計画があって、関内駅で上りと下りの線路が分岐しているのはその名残だという。また、みなとみらい線も元町中華街が終点だけれど、その先の本牧へ延伸する計画はあるようだ。採算性もあって、事業化にまでは至っていないけれど、ここを放置しておくのは何だか勿体ない。

 また、横浜と新横浜は、実際に歩いてみると思ったほど離れていないという印象を受けた。ここをつなぐJR横浜線や市営地下鉄は、周辺を回り込むように通っているけれど、道を選んで行けば、それほど距離は感じない。
 そこまではほぼ宅地化されているものの、特に新横浜に近いあたりにくると田舎っぽさがそこここに残っている。東海道新幹線が開業したときの新横浜の周りは、田畑以外何もなかった。近くを流れる鶴見川も蛇行しているから、洪水なども多かったに違いない。

 そして、六角橋商店街がとてもいい雰囲気を出していた。ここは旧綱島街道に当たるという。学生時代、東横線で通学していたときは、白楽から妙蓮寺、菊名までこの通りを眺めていたはずなのだけれど、全く意識していなかった。
 横浜界隈の著名な商店街は、この六角橋と大口、横浜橋、松原、藤棚などが挙げられる。ただそれだけではなくて、たとえば反町駅あたりから横浜新道に沿って一本入ったところも商店街っぽい佇まいをしていて、横浜という街は、こうした小さな街が集まってできているんだということに、改めて気づかされた。多くは、戦後の闇市などが由来で、そこに市電が通るなどして発展を遂げた。

 このところ、一日20km以上歩いていたけれど、今日はさすがに家で大人しくしておこう。さすがに足も疲れてきた。
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