mixiユーザー(id:19325581)

2019年09月03日00:00

75 view

ヨハネ10章

01 よくよく貴方方に言っておく。羊の囲いにはいるのに、門からでなく、他の所から乗り越えて来る者は、盗人であり、強盗である。
02 門から入る者は、羊の羊飼である。
03 門番は彼の為に門を開き、羊は彼の声を聞く。そして彼は自分の羊の名を呼んで連れ出す。
04 自分の羊を皆出してしまうと、彼は羊の先頭に立って行く。羊はその声を知っているので、彼について行くのである。
05 他の人には、ついて行かないで逃げ去る。その人の声を知らないからである」。
06 イエスは彼らにこの比喩を話されたが、彼らは自分達にお話しになっているのが何の事だか、分からなかった。
07 そこで、イエスはまた言われた、「よくよく貴方方に言っておく。私は羊の門である。
08 私よりも前にきた人は、皆盗人であり、強盗である。羊は彼らに聞き従わなかった。
09 私は門である。私を通って入る者は救われ、また出入りし、牧草にありつくであろう。
10 盗人が来るのは、盗んだり、殺したり、滅ぼしたりする為に他ならない。私が来たのは、羊に命を得させ、豊かに得させる為である。
11 私はよい羊飼である。よい羊飼は、羊の為に命を捨てる。
12 羊飼ではなく、羊が自分のものでもない雇人は、狼が来るのを見ると、羊を捨てて逃げ去る。そして、狼は羊を奪い、また追い散らす。
13 彼は雇人であって、羊の事を心に掛けていないからである。
14 私はよい羊飼であって、私の羊を知り、私の羊はまた、私を知っている。
15 それは丁度、父が私を知っておられ、私が父を知っているのと同じである。そして、私は羊の為に命を捨てるのである。
16 私にはまた、この囲いにいない他の羊がある。私は彼らをも導かねばならない。彼らも、私の声に聞き従うであろう。そして、遂に一つの群れ、一人の羊飼となるであろう。
17 父は、私が自分の命を捨てるから、私を愛して下さるのである。命を捨てるのは、それを再び得る為である。
18 誰かが、私からそれを取り去るのではない。私が、自分からそれを捨てるのである。私には、それを捨てる力があり、またそれを受ける力もある。これは私の父から授かった定めである」。
19 これらの言葉を語られた為、ユダヤ人の間にまたも分争が生じた。
20 その内の多くの者が言った、「彼は悪霊に取り憑かれて、気が狂っている。どうして、貴方方はその言う事を聞くのか」。
21 他の人々は言った、「それは悪霊に取り憑かれた者の言葉ではない。悪霊は盲人の目を開ける事ができようか」。
22 その頃、エルサレムで宮清めの祭が行われた。時は冬であった。
23 イエスは、宮の中にあるソロモンの廊を歩いておられた。
24 するとユダヤ人達が、イエスを取り囲んで言った、「いつまで私達を不安のままにしておくのか。貴方がキリストであるなら、そうとはっきり言って頂きたい」。
25 イエスは彼らに答えられた、「私は話したのだが、貴方方は信じようとしない。私の父の名によってしている全ての業が、私の事を証している。
26 貴方方が信じないのは、私の羊でないからである。
27 私の羊は私の声に聞き従う。私は彼らを知っており、彼らは私について来る。
28 私は、彼らに永遠の命を与える。だから、彼らはいつまでも滅びる事がなく、また、彼らを私の手から奪い去る者はない。
29 私の父が私に下さったものは、全てに優るものである。そして誰も父の御手から、それを奪い取る事はできない。
30 私と父とは一つである」。
31 そこでユダヤ人達は、イエスを打ち殺そうとして、また石を取り上げた。
32 するとイエスは彼らに答えられた、「私は、父による多くの良い業を、貴方方に示した。その中のどの業の為に、私を石で打ち殺そうとするのか」。
33 ユダヤ人達は答えた、「貴方を石で殺そうとするのは、良い業をしたからではなく、神を汚したからである。また、貴方は人間であるのに、自分を神としているからである」。
34 イエスは彼らに答えられた、「貴方方の律法に、『私は言う、貴方方は神々である』と書いてあるではないか。
35 神の言を託された人々が、神々と言われておるとすれば、(そして聖書の言は、すたる事があり得ない)
36 父が聖別して、世に遣わされた者が、『私は神の子である』と言ったからとて、どうして『貴方は神を汚す者だ』と言うのか。
37 もし私が父の業を行わないとすれば、私を信じなくてもよい。
38 しかし、もし行っているなら、例え私を信じなくても、私の業を信じるがよい。そうすれば、父が私におり、また、私が父におる事を知って悟るであろう」。
39 そこで、彼らはまたイエスを捕えようとしたが、イエスは彼らの手を逃れて、去って行かれた。
40 さて、イエスはまたヨルダンの向こう岸、即ち、ヨハネが初めにバプテスマを授けていた所に行き、そこに滞在しておられた。
41 多くの人々がイエスの所に来て、互に言った、「ヨハネは何のしるしも行わなかったが、ヨハネがこの方について言った事は、皆本当であった」。
42 そして、そこで多くの者がイエスを信じた。
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する