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2019年07月10日22:01

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肌寒い7月上旬

 半袖では少し肌寒いと感じるような日が続いている。これが7月も中旬に入ろうかという時期なのだから驚きである。7月10日現在、東京で7月に最高気温が30℃、すなわち真夏日になったのは一日もなく、夏日は三回にとどまる。最低気温も熱帯夜どころか、20℃を割り込んだのが七回もあった。
 ちなみに、2018年7月は10日までに真夏日が七回、熱帯夜も四回あった。朝から陽射しが降り注ぎ、早朝から気温が30℃を超えるみたいなことが、いまのところ全くないし、そうなる兆候もない。

 これだけ涼しいのは、1993年以来のことではないだろうか。この年は記録的冷夏に見舞われ、コメの凶作からタイ米が緊急輸入される事態まで至った、いわゆる「平成の米騒動」である。
 気象庁のサイトから、この年7月の気温データをみてみると、東京で一か月間に真夏日となったのは五回だけ。夏日(真夏日含む)も十七回しかない。最低気温が25℃を超える熱帯夜は一回だけ。8月の立秋(7日頃)が過ぎても天気がぐずついていたので、梅雨明けが観測できなかった異例の年となった。

 例年と比べて、オホーツク海高気圧が強く、北から冷たい空気が入り込んでいるので、薄日が差しても気温が上がらない状態なのだという。曇りや雨の日もしばらく続く見込みで、梅雨明けは早くても20日以降とのこと。
 ただ、1993年のように、8月に入ってもこうした気候が続くとは予測されておらず、下旬からは夏らしい陽射しが戻ってくる見込みだ。暑すぎるのも困るけれど、さすがにこういう日が続くと、農作物にも悪影響が出かねない。
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