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2018年12月04日12:25

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濃霧の朝

 師走としては異例の暖かさになった今朝、郷里では数十メートル先すら見えない濃い霧が立ち込めていた。瀬戸内海沿岸は、北の中国山地、南の四国山地に挟まれて、盆地のような地形になっている。おまけに瀬戸内海は内海なので気温に対して海水温が高ければ、霧や靄がかかりやすい。
 ただそれでも、ここまで視界が悪くなる濃霧は久しぶりのことだ。これは前線霧といって、温暖前線が暖かい空気とともに小雨を降らせ、それが水蒸気となり、地表へ留まる現象とみていい。道路や鉄道に大きな影響はなかったものの、船は一時、濃霧のために停船勧告が出ていた。空の便も一部で欠航や遅れが出た。

 先日も書いたように、師走に気温が高くなるのは、逆に気温が急激に下がる前触れでもある。温暖前線が南から湿った暖かい空気を運んできたあと、寒冷前線が北から冷たい空気をもたらす。予想気温を見ると、週の後半からぐっと下がっている。

 郷里では、市街地の商店街に夜、イノシシが疾走していたという珍事も起きたそうだ。農作物を荒らしたり、人里に降りてきたりというニュースは数年前から増えてきたけれど、最近は市街地、それも中心部にまで現れるようになった。先日も、市街地近くの観光地でイノシシの大捕物があったばかりだ。

 師走に入って、身近なところでもあれこれと話題が尽きない。それにしてもまずは気温差で体調を崩さないように気をつけたい。

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■12月としての記録続出 暖かい朝
(日本気象協会 - 12月04日 11:02)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=174&from=diary&id=5403584
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