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2018年11月29日22:04

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コンビニの数と種類

 郷里にコンビニが登場したのは、1980年代半ばのこと。当時はローソンの独壇場で、それにローカルなコンビニチェーン店があるという感じだった。1990年後半にファミリーマートが登場。そして2013年にセブンイレブンもやって来た。こちらでは、サンクスの地元オーナーがセブンイレブンに鞍替えしたため、サンクスがいち早く消滅した。そしてサークルKもファミリーマートに業態変更したところもあれば、そのまま閉店したものもある。
 ローカルなコンビニチェーンは、2000年代までにほとんど姿を消した。現在では最も後発のセブンイレブンがやたらと店舗数を増やしている印象がある。

 私が上京したとき、最初に住んだのは西日暮里だった。寮の最寄にあったのがファミリーマートとヤマザキデイリーストアで、近くの商店街の交差点にあったのがセブンイレブンだった。当時、地元にはローソンくらいしかなかったので、コンビニがたくさんあるだけで驚いたものだった。少し歩くと、am/pmもあった。お弁当のオーダーが特殊で、商品が陳列しているのではなく、バーコードのついたシートみたいなものをレジに持っていくと、温かい弁当を出してくれるみたいな感じだったと思う。

 横浜に移り住んで、最寄りのコンビニは通りの向かいにあるサンクス、そしてローソンになった。ここは西日暮里以上にコンビニが乱立していて、十数メートルごとに違う店舗が並ぶような有様だった。しかもそれは年々加熱している。

 そのサンクスも、半年ほど前に閉店となった。お弁当よりも、総菜などが充実していたように思う。箱根駅伝見たさに帰省を遅らせたとき、元日におせち料理っぽい惣菜を買ったこともあった。
 移り住んだ頃は、このサンクスとローソン、そして商店街にセブンイレブン、そしてam/pmが最寄ともいえる感じだった。学生時代はデパ地下の値下がりタイムとか、全く知らなかったから、コンビニを利用することが多かった。am/pmがまずなくなり、サンクスも最近閉店したけれど、残りのローソン、セブンイレブンは残っている。もっとも、コンビニの数は当時と比べて倍増というか、数倍に増えている。これでやっていけているのかと思うほどだけれど、やっていけているのだから需要は高いのだろう。

 ただ、数は増えてもコンビニの種類はずいぶんと限られてしまった。これは郷里も横浜も変わらない。そういう現実に慣れてしまったということもあるとは思うのだけれど、たくさんのコンビニがあった頃のドキドキ感は、もう味わえないのだと思う。

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「サークルK」「サンクス」11月30日で全店舗終了
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=84&from=diary&id=5396968
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