mixiユーザー(id:21258650)

2018年11月10日23:37

1083 view

ジャンボ鶴田怪物伝説(399)

新AWA世界ヘビー級王者鶴田の北米サーキット第2戦は84年3月4日、イリノイ州シカゴ・ローズモント・ホライズン(テレビ収録、観衆19,500人)大会。

鶴田を迎え打ったバーン・ガニアの1人目の刺客はベテランのブラックジャック・ランザ。鶴田とランザは78年12月の世界最強タッグ決定リーグ戦で対戦しています。

12月9日、蔵前国技館での公式戦、馬場、鶴田組vsニック・ボックウィンクル、ランザ組では12分28秒、鶴田が前方回転エビ固めで、ランザからフォール勝ちしており、鶴田にとっては負ける相手ではありません。

試合は43歳でベテランの域に入っていたランザを若さと体力に勝る鶴田が終始圧倒、ランザが鶴田をロープに飛ばしてカウンターのパワースラム気味のボディスラムで投げようとしたところを、14分32秒、フライング・ボディシザースドロップ1発からの体固めで完勝。2度目の防衛に成功しました。

ケン・パテラ、ジェリー・(クラッシャー)ブラックウェル組のAWA世界タッグ王座にはジェリー・ローラー、ブラックジャック・マリガン組が挑戦。

ブラックウェルがレフェリーを引きつけている間に王者組のマネージャー、シーク・アドナン・アル・ケーシーが乱入してマリガンを凶器で一撃。素早くリング下に戻りパテラがマリガンをフォール。15分28秒、王者組が防衛しています。

この日は日本テレビの収録とあって馬場も試合に出場。天龍とタッグを組み、ロニー・ガービン、バディ・ロバーツ組度目の対戦。

馬場は小柄な外国人2人を問題とせず、8分10秒、カウンターの16文キックからロバーツを体固めに決めての貫禄勝ちを収めました。

ビル・ロビンソン、ブラッド・レイガンズ組vsスティーブ・リーガル(後に新日本プロレス、WCW、WWEで活躍するロード・スティーブン・リーガルとは別人)、ケビン・ケリー(ケリー・ワコーズ、ネイルズ)組と対戦、11分19秒、ロビンソンがKケリーをワンハンド・バックブリーカーからの体固めでフォール勝ち。

ロビンソン、レイガンズ組は日本でも見たかったタッグチームです。

前日に続いてタッグを結成したスタン・ハンセン、ニック・ボックウィンクル組はディック・ザ・ブルーザー、クラッシャー・リソワスキーの"ブル・クラ"と対戦。

ブル・クラも前日出場したマッドドッグ・バション、バロン・フォン・ラシク組と同様、齢を取ってヒールからベビーフェイスへ転向していました. 

試合は両チーズ入り乱れての乱戦となり、ニックのマネージャー、ボビー・ヒーナンが乱入、ブル・クラも怒ってレフェリーに手を出すなど荒れた展開となり、7分22秒、両チーム反則裁定となりました。

ザ・ファビュラス・フリーバーズはこの日はテリー・ゴディ、マイケル・ヘイズ組が登場、スティーブ・オルソノスキー、"ロックンロール"バック・ズモフ組と対戦、フリーバーズとオルソノスキーは1月の新春ジャイアント・シリーズに一緒に来日していました。試合は23分55秒、ゴディがズモフを体固め。

カナダからやって来たリック・マーテル、ディノ・ブラボー組はAWAの重鎮タッグチームであるグレッグ・ガニア、ジム・ブランゼル組のザ・ハイフライヤーズと対戦、16分41秒に両チームリングアウトで引き分けています。
9 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2018年11月>
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930 

最近の日記