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2018年11月03日19:18

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晩秋の陽気 小春日和

 立冬が近づく晩秋。少し前までは日なたにいるだけで暑くて、日焼けもひどく感じていたのに、いまは日中でも日陰だと肌寒くなってきた。ノラ猫と一緒に日なたの温もりを楽しむ時期である。
 こういう日のことを「小春日和」という。「小春(しょうしゅん、こはる)」とは、晩秋から初冬にかけての穏やかな日を指す。ちょうど春先の陽気と似ているから。そのため、二月末から三月くらいにかけての暖かい日をそう呼ぶのは誤りである。
 こうした暖かい日は、おそらく後から振り返ると、とても貴重なものだったと感じることだろう。たとえば今日は、瀬戸内海沿岸を歩いたのだけれど、冬になると日本海から中国山地を抜けて吹きつける冷たい北風にさらされて、のんびりする余裕もなくなる。海が北にある地域と南にある地域では、その感覚が大きく違う。横浜などは、冬に海から吹く風は、南の暖かい空気を運んでくれるものだけれど、郷里のそれは逆だからだ。

 貴重な陽気だからこそ、晩秋の陽射しを浴びながらせっせと歩く。最近は、スマホで歩数を計算してくれるのだけれど、そうなると昨日と同じくらい歩かなきゃという強迫観念にかられてしまう。そしてこの一週間は、一日あたり二万四千歩、距離にして17kmほどを歩いている。一日、二日くらいはそれほど苦に感じるほどでもなかったのだけれど、三日目から足に疲労を感じるようになり、七日目の今日は半分歩いただけで辛い。そしてまだ今日は、8000歩くらいノルマが残っている。

 年間の歩数を振り返ってみると、やはり三月と十月あたりの、陽気がいい時期は歩数が増える傾向がある。天候も安定する日が多いからということもあるだろう。逆に真夏と真冬は極端に減っている。

 今年の立冬は11月7日。いまのところ、週間天気予報では冬よりも秋が優勢という感じである。それもいつまで続くやら。きっと半月くらい先は、最初の寒気がやって来て、寒いさむいと言っているのだろう。
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