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2018年04月08日23:49

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歩くことと風景

 先日から、とにかく歩くことにしているのだけれど、いつもの悪い癖でその距離が延び、20〜25km、3万歩というのを続けていたら、さすがに両足が筋肉痛で今日は休養することにした。歩数はともかく、歩くコースもマンネリとなるところがつらい。これは自転車でも言えることなのだけれど。

 その点、横浜だと街が広いのでコース選択の幅も広がる。海沿いはもちろん、内陸もずっと街が続いているし、JR線も私鉄も多いので駅前などの賑わいも楽しめる。軽い散歩ならともかく、がっつり距離を歩いたり走ったりしようとすると、単調な景色は物足りなく感じる。

 上京したとき、特にすることもないので、休日に周辺を散策した。西日暮里の寮からは北に田端、町屋などがあり、南には谷中、根津、千駄木のいわゆる谷根千、そして上野があった。東京というと、渋谷や新宿などをイメージしていた私は、かえってその下町情緒あふれる雰囲気を珍しく感じて、あちこち巡ったものである。習慣として読書をするようになったこととあわせて、この予備校時代はいまに続くあれこれをはじめた時期でもあった。

 もちろん、田舎や自然が嫌いというわけではない。土手に咲く草花を眺めるのも楽しい。新緑の山々を眺めるのもいい。ただ普通のハイキングと違って、家から歩くとなると、限られてしまうし、毎日だとさすがに飽きてしまう。

 何というか、駅前のごちゃごちゃした感じが、歩く風景としてはいいのだと思う。ターミナル駅よりも、小さな繁華街のあるような駅前がいい。動きのある場所というのが、飽きがこない要因なのかもしれない。
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