なんとなくCDの購入が増えてしまう12月。先日の日記以降、新たにまた3枚ほど購入した。
●チャールズ・アイヴズ (アメリカ、1874-1954)
・交響曲第1番
・交響曲第2番
アンドルー・デイヴィス指揮メルボルン交響楽団 (2014録音、CHANDOS)
少し前に書いた「演奏会で聴いた交響曲・協奏曲」の中で、演奏会では確かに聴いたがCDを持っていないものがあった。アイヴズの交響曲第1番である。どんな曲だったかも忘れているので、たまたま見つけたこのCDを購入した。聴いてみると、悪くはないけど、いまひとつピンとこないというのが正直なところか。第2楽章は、ドヴォルザークの「新世界より」にかなり似た雰囲気。むしろ第2番の方が味がある感じだが、こちらもどこかで聞いたことあるようなメロディーが聞こえる。良さが分かるにはもう少し聴く必要がありそうだ。
●チャールズ・アイヴズ (アメリカ、1874-1954)
・ホリデイ交響曲「ニューイングランドの祝祭日」
・宵闇のセントラルパーク
・管弦楽曲集第1番「ニューイングランドの3つの場所」
・トランペット、フルート四重奏と弦楽のための「答えのない質問」
アンドルー・デイヴィス指揮メルボルン交響楽団 (2015録音、CHANDOS)
交響曲1番/2番と合わせて、こちらも購入した。こちらもなんだかよく分からない感じだが、ところどころ古き佳き時代のアメリカの雰囲気が、少しだけ感じられるかもしれない。(勝手なイメージだが。) こちらも良さが分かるにはもう少し聴く必要がある。アイヴズの作品はほとんど聴いたことがなかったが、他の作品はどうなのだろう。
●ダヴィド・モンラード・ヨハンセン: (ノルウェー、1888-1974)
・ピアノ四重奏曲
・ヴァイオリンソナタ
・「大いなる平和」への劇付随音楽
−第1幕への前奏曲
−第2幕への前奏曲「インディアンの愛の歌」
−第3幕への前奏曲「インディアン戦士の行進」
−第4幕への前奏曲
−第5幕への前奏曲「太陽の歌」
・フルート五重奏曲
フラガリア・ヴェスカ (2015録音、SIMAX)
何気なく買った室内楽のCDで初めて聴く曲が素晴らしいということがある。このCDもまさにそれで、私好みの曲集という感じだ。ピアノ四重奏曲が良い感じだなと聴いていると、次のヴァイオリンソナタはまさに直撃であった。特に第2楽章が絶品である。「大いなる平和」も、1曲目のリズミカルな冒頭ですっかり入り込んでしまい、以降しみじみとした曲、愉しい曲など魅力的なメロディーが展開する。最後のフルート五重奏曲も、何やら妖しい雰囲気があって面白い曲だ。フルート+弦楽四重奏の編成の曲も珍しいかもしれない。
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