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2016年06月18日21:11

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【音楽】 最近購入したCD (6月中旬)

今日は暑い一日だったが、ちょっと買物に出た他は、だいたい家で過ごした。その方が快適だし。で、試験が1ヶ月後に迫ってきたので、ちょっとお勉強など。でも全然進まないし、夕方にはもう飽きてきて、結局は音楽を聴いて過ごしている。

という訳で、最近購入したCD。 

●ドミトリ・ショスタコーヴィチ (1906-1975、ロシア(ソ連))

 ・ピアノ三重奏曲第1番
 ・ピアノ三重奏曲第2番
 ・ヴィオラソナタ

   ヴラディーミル・アシュケナージ (Pf)、ツォルト=ティハメール・ヴィゾンタイ (Vn)
   マッツ・リドストレーム (Vc)、アダ・メーニッヒ (Va)     (2015録音、DECCA)

アシュケナージはショスタコーヴィチには特に思い入れがあるようで、久しぶりに(?)ピアニストとして録音したCDを購入。いずれも初めて聴く曲ではないが、第1番は、単一楽章の短い曲ながら、こんなに素敵な曲だったのかと思った。第2番も聴きごたえのある曲で、じっくりと聴かせてくれる演奏だ。ヴィオラソナタの、なんとなく捉えどころのなさそうな不安な感じも、ショスタコーヴィチらしいか。汽車に乗って煙草を吹かすショスタコーヴィチのジャケ写真が気に入ってつい買ったCDだが、聴いてみると意外と良かった。


●風と愛〜日本のハープ音楽80年

 ・伊福部昭::ビルマの竪琴組曲
 ・石田一郎:牧歌
 ・福田幸彦(蘭童):新道 前篇朱実の巻より湖畔の情景
 ・露木次男:花
 ・山田耕筰(冬木透編):赤とんぼ
 ・岡野貞一(冬木透編):もみじ
 ・雨田光平:初夏草心抄
 ・ヨセフ・モルナール:さくらさくら
 ・イギリス曲(冬木透編):グリーンスリーヴス
 ・早坂文雄:雨月物語よりNo.13
 ・清瀬保二:小品三章より第1曲
 ・伊福部昭:ゴジラ対モスラよりモスラ宇宙へ
 ・冬木透:かがりの風と愛
 ・冬木透:姉と弟
 ・平田智暁:アンティークの首飾り
 ・江原大介:ハープ・ドリームズ
 ・薮田翔一:セレーネ

   中村愛 (ハープ)                     (2015/2016録音、たまゆら)

これもジャケット写真が気に入ったのだろうと思うかもしれないが、それもあるが(笑)、むしろ収録されている作品ゆえに買ったのである。伊福部昭が映画に付けたハープ曲を演奏したCDは初めて聴く。もちろんそれだけではなく、タイトルのとおり、石田、福田の1936年の作品から、平田、江原、薮田の2015年の作品まで、日本のハープ音楽の80年をこの1枚で楽しめるのだ。日本には箏があるため、ハープには親しみやすかったが、演奏方法には馴染みがなく、ハープ作品として作られたものは意外と少なかったということだが、こうやって聴いてみるといい作品が多い。ハープ奏者の中村愛(めぐみ)も、この選曲から想像されるように、その容姿に似合わず(?)、ゴジラシリーズなど特撮のファンで、伊福部音楽に魅せられた若い音楽家の一人である。


●フェルディナント・バイエル (1806-1863、ドイツ)

 ・ピアノ教則本 第44番〜第106番
(・モーツァルト:メヌエットヘ長調 K.2)
(・シューマン:楽しき農夫)

   クリストフ・エッシェンバッハ (ピアノ)              (1974録音、DG)

先日、安田寛氏の「バイエルの謎」という本を読んだが、それでは実際に聴いてみようと、つい買ってしまったCD。まさか、エッシェンバッハが録音したCDが存在していたとは知らなかった。ピアノを初めて弾く子供向けの易しい練習曲集で、「観賞用」の作品ではないのだが、こうやって聴いてみると、素朴な味わいがある曲集だ。本を読んだあとで聴くと、それぞれの曲に意味があるように感じる。併録のモーツァルトやシューマンにも違和感なくつながる。 (CDには、バイエルの生年は1803と記載されているが、安田氏の調査結果にしたがい1806とした。)
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