5月連休中に購入したCDは以下のとおり。
●アレクサンドル・スクリャービン (ロシア、1872-1915)
[1]
・24の前奏曲 作品11
・4つの前奏曲 作品22
・2つの前奏曲 作品27
・3つの前奏曲 作品35
[2]
・5つの前奏曲 作品15
・5つの前奏曲 作品16
・7つの前奏曲 作品17
・4つの前奏曲 作品39
・4つの前奏曲 作品48
ボリス・ベクテレフ (ピアノ) (2015、2013、2010録音、Camerata)
5/6の矢島愛子さんの演奏会の「予習」のために買ったCDである。ベクテレフはスクリャービンの曲を中心に録音しているピアニストで、このCDによってピアノ曲の全曲録音が完了したとか。スクリャービンの作品を知り尽くしているということで、どれも素晴らしい。ひたすら前奏曲ばかりを、全曲まとめて聴くことができるCDで、どれが作品いくつの何番かまではつかめてないが、素敵な曲が次々に展開するCDはなかなかよい。(これによって矢島愛子さんの演奏も楽しみになり、実際聴いた演奏会は大変素晴らしかった。)
●信時潔 (日本、1887-1965)
・交聲曲「海道東征」
・絃楽四部合奏 (弦楽オーケストラ版)
・あかがり
・帰去来
山田和樹指揮横 横浜シンフォニエッタ
三縄みどり(ソプラノI)、澤村明子(ソプラノII)、兼武尚美(アルト)、大澤一彰(テノール)、
春日保人(バリトン・バス)、「海道東征」合同合唱団
左座守指揮 熊本県庁合唱団、石田親子(ピアノ) (2014録音、EXTON)
手持ちの「海道東征」のCDは2枚目となる。すでに持っていたのはオーケストラ・ニッポニカの演奏で、大変気に入ったので、別の演奏でも聴いてみたくなったのである。信時潔の他の作品も入っているのもよい。これは2014年2月の熊本県立劇場におけるライヴ録音で、ヤマカズ率いる横浜シンフォニエッタと熊本との素晴らしいコラボである。これを生で聴けた人は幸せだったろうなと思う。熊本というのは、音楽においても、他では滅多にやらないような作品を演奏会で取り上げたりして、なかなか意欲的な土地柄のようで、そういうことも震災復興の活力になるかもしれない。
●伊福部昭 (日本、1914-2006)
・「地球防衛軍」組曲
・「海底軍艦」組曲
・「宇宙大戦争」組曲
・「ゴジラVSメカゴジラ」組曲
・「キングコング対ゴジラ」組曲
齊藤一郎指揮 オーケストラ・トリプティーク/伊福部昭百年紀合唱団
(2014録音、Three Shells)
2014年に行われた「伊福部昭百年紀演奏会」Vol.1〜Vol.3のベスト盤。すでにCDを持っている音源だけなら買わないが、収録時間の関係でVol.2に未収録だった「ゴジラVSメカゴジラ」組曲が初CD化である。それ以外の再収録曲もアンケートによって決定したもので、もちろん私も投票した。内容はさんざん書いているので省略。なお、発売はもう少し先とのことであるが、先行で入手したものである。
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