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2016年02月20日20:09

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【音楽】 ボロディンの一日 (最近購入したCD(2月中旬))

今日は雨降りだし、平日の精神的疲労もあって、家でのんびりと過ごしていた。
そして、朝から晩まで、先日購入した10枚組のCDを順番に聴いていた。
(といっても、何かをしながらの「ながら聴き」が多いが。)

購入した10枚組のCDの内容は以下のとおりである。

●アレクサンドル・ボロディン (ロシア、1833-1887)

[1] (管弦楽1)
 ・交響曲第1番
 ・中央アジアの草原にて

   マルク・エルムレル指揮ボリショイ劇場管弦楽団
   ロリス・チェクナヴォリアン指揮アルメニア・フィルハーモニー管弦楽団
                                     (1994/1996/.2000録音)
[2] (管弦楽2)
 ・交響曲第2番
 ・交響曲第3番

   マルク・エルムレル指揮ボリショイ劇場管弦楽団 (2000録音)

[3] (室内楽1)
 ・弦楽四重奏曲第1番
 ・ピアノ五重奏曲

   モスクワ弦楽四重奏団/アレクサンドル・ムンドイアンツ(ピアノ)  (1995録音)

[4] (室内楽2)
 ・弦楽四重奏曲第2番
 ・弦楽五重奏曲
 ・スペイン風セレナード
 
   モスクワ弦楽四重奏団/アレクサンデル・ゴットヘルフ(チェロ)  (1995録音)

[5] (室内楽3)
 ・弦楽六重奏曲
 ・三重奏曲「どれほど私がお前を悲しませたのか」による変奏曲
 ・三重奏曲 ト長調
 ・ピアノ三重奏曲

   アレクサンドル・デティソフ(ヴァイオリン)/アレクサンドル・ポロンスキー(ヴァイオリン)
   イーゴル・スリガ(ヴィオラ)/アレクサンドル・ボブロフスキー(ヴィオラ)
   アレクサンドル・オソキン(チェロ)/アレクサンドル・ゴットヘルフ(チェロ)
   モスクワ三重奏団   (1995録音)

[6] (ピアノ曲)
 ・小組曲
 ・スケルツォ
 ・中央アジアの草原にて(4手ピアノ版)
 ・変化のない主題によるパラフレーズ
 ・タランテラ ニ長調(4手ピアノ)
 ・アレグレット 変ニ長調(4手ピアノ)
 ・スケルツォ ホ長調(4手ピアノ)
 ・悲しいアダージョ
 ・ポルカ「エレーヌ」(4手ピアノ)
 ・【ラヴェル】:ボロディン風に

   マルコ・ラペッティ(ピアノ)/ダニエラ・デ・サンティス(ピアノ)/ジャンパオロ・ヌーティ(ピアノ)
    (2008録音)

[7] (歌曲)
 ・美しい乙女は私に愛想をつかした
 ・友よ私の歌を聞いて
 ・美しい漁夫の娘
 ・暁よなぜそんなに早いのか
 ・眠る王女
 ・私の歌は毒に満ちている
 ・海の女王
 ・間違った音符
 ・暗い森の歌
 ・私の涙から
 ・海
 ・傲慢
 ・遥か祖国の岸辺を求めて
 ・よその家では
 ・不思議の園
 ・アラビアの歌

   マリアナ・タラソヴァ(メゾソプラノ)/コンスタンティン・プルージュニコフ(テノール)
   アンドレイ・スラヴニ(バリトン)/ニコライ・オホートニコフ(バス)
   イリナ・モロキナ(チェロ)/ユリ・セロフ(ピアノ) (1995録音)

[8]〜[10] (歌劇)
 ・歌劇「イーゴリ公」

   エミール・チャカロフ指揮ソフィア祝祭管弦楽団/ソフィア国立歌劇合唱団
   ボリス・マルティノヴィチ(バリトン)/シュテフカ・エヴシュタティエーヴァ(ソプラノ)
   カルディ・カルドフ(テノール)/ニコラ・ギュゼレフ(バス)/ニコライ・ギャウロフ(バス)
   アレクサンドリーナ・ミルチェーヴァ(メゾソプラノ)/ミンチョ・ポポフ(テノール)
   ストイル・ゲオルギエフ(バス)/アンヘル・ペトコフ(テノール)/エレーナ・シュトヤノーヴァ(ソプラノ)
    (1987録音)
                                       (Brilliant、10枚組)


ボロディンは好きな作曲家だが、意外と持っているCDが少なかった。ボロディンの本業は化学者であり、いわば日曜作曲家なので、もともと作品自体が多くないのだが、それだけに「金のために量産する」ようなことはなく、珠玉の作品ばかりだ。未聴だった作品も聴きたいと思っていたが、たまたま店頭に10枚組のCDがあったので、購入した。

もともと大好きな交響曲第2番や、2曲の弦楽四重奏曲の他に、このCDで初めて聴いたピアノ五重奏曲、弦楽五重奏曲や六重奏曲なども、いい感じである。弦楽四重奏曲は有名な第2番もいいけど、どちらかというと第1番の方が好きかな。歌曲集もいずれも初めて聴くが、どこか暗い感じのする曲も多く、独特の雰囲気がある。序曲と「韃靼人の踊り」くらいしか知らなかった歌劇「イーゴリ公」もたっぷりと3時間半聴いた。しかし、やはりハイライトは「韃靼人の踊り」だ。何度聴いても、どうしたらこんなに美しいメロディーが作れるのだろうかと思ってしまう。

CDはちまちまと1枚ずつ探して買うよりも、組物をまとめ買いした方がいいかもしれないな。単品では発売されそうもない曲も聴けるし、1枚あたりの値段もお得だし。
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