作:別役実 演出:藤原新平 別役実の新作を文学座アトリエでの公演。本日は初日でした。しかも、実行犯に対する一審判決(21年禁固)が出た日になりました。
別役実の不条理演劇では固有名詞は出て来ないことが普通だ。本作は尼崎連続変死事件にインスパイヤされているので、登場人物に具体的な名前がついているのが異色である。しかも、リアルの事件とほぼ合致するように名づけられている。
女1ミヨ子:寺田路恵…ビジュアルが似ている訳ではなく、ばさっばさっと仕切ってゆく中高年女性の造形の演技が説得力あり。女2・女3と強引に養子縁組する。
男1:関輝雄…女2・女3の祖父。暴力団と関係がある。侵食されるタニムラ家の家長兼観客の視座に立つ。妻カズコ(登場せず)どうやら家の下埋まっていた死体がカズコらしい。
女2マリ:鬼頭典子…女1の養子ケンタロウ(登場せず)と結婚但し男2の子を宿している。
女3ハナ:名越志保…女2の姉。男2と結婚し、男2に首を吊っているのを発見される。殺された?
男2マサ:藤側宏大…女1の養子。出刃包丁を持ったり、暴力的。
男3アキラ:戸井田稔…男1の息子。不動産屋勤務。女1に勝手に退職させられて不動産屋ビルから投身自殺に見せかけられる。但し男2に屋上から押し出された?男1がリアカーに棺を載せて、
女4ハツエ:吉野由志子…男3の妻この蟻地獄から逃れる。しかし、女1に売春宿へ誘導される。
定価\4000/購価\4000/評価\6500E列19番中央ブロック上手通路脇…美術:乗峯雅寛…正面奥にペンキ等汚した雛人形積み重なる。汚れていないボンボリが灯っていて汚れている雛人形を照らす。
■尼崎連続変死、3被告に懲役21年判決 神戸地裁
(朝日新聞デジタル - 09月16日 15:16)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3619133
ログインしてコメントを確認・投稿する