1963年初演寺山修司作品で、未刊行戯曲本で、失われた本だった。2013年に草稿が発見され、50年ぶりの今回再演になった。プロットは若書き臭は否めない。それを救っているのが松任谷正隆の音楽。
練兵場跡にスラム街が出来、乞食、傷痍軍人、夜の女、怪力が住み着く。スラム街の表象はヒエロニスム・ボッス『快楽の園』ばり化け物が存在している。議員早瀬鶴吉の意を受けて市役所職員たちが、2DKの団地建設の為、スラム街の立ち退きを迫る。弓子との夕刻の間の逢瀬の帰り道、賢治は朝鮮人建設工夫が足場から落下事故を見かけてしまう。しかも、工事現場では何事も無く朝鮮人の屍体をコンクリで塗りこめてしまう。
そこに天井桟敷の常連女相撲取り・矮人が加わる。更に蜷川御大の創意が光った本物ボディビルダー7人
造船所工員賢治:亀梨和也・・・上半身脱ぎすら無し。歌が思いの他上手かった。
夜間ドライブウェイでウェイトレス弓子:高畑充希・・・昭和少女感見事。歌上手いよ。
代議士早瀬の娘マリー::花菜…賢治と弓子の間をインターラプト。基本的に歌い手さんらしく、やはり上手い。
賢治の父彌平:六平直政…昔は小工場主だったが、失火してすっかりアル中に。賢治との二重唱!
スラム街の歌姫サリー:マルシア…
スラム街の老貴族:山谷初男
スラム街のおりん:戸川昌子
早瀬鶴吉:鳥山昌克
市役所の職員:大石継太
定価\12500/購価\19500/評価\15000十二列4列目下手ブロック…美術:中越司…20度超える八百屋舞台
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