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2011年12月09日22:47

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【音楽】 銀河巡礼〜北半球の星空 (シサスク)

本日届いたCDを聴いた。
エストニアの作曲家ウルマス・シサスクの「銀河巡礼」(第1集「北半球の星空」)だ。

ピアノを弾いているのは、日本におけるシサスク演奏の第一人者で、エストニア・ミュージック・プロジェクトを主宰している吉岡裕子さんだ。

その吉岡さんから直接CDが届いた。

曲目は次の通りで、ちょっと長いけど全部書き出す。
・みずがめ座「夢」
・こぎつね座「不安」
・いるか座「連鎖−流星雨のプレリュード」
・おおいぬ座「性急」
・かみのけ座「転変−オーロラ」
・くじら座「切望」
・アンドロメダ座「力−雷雨、虹」
・うしかい座「渦」
・うさぎ座「孤独」
・はと座「動き」
・おうし座「鮮鋭」
・へび座「出現」
・や座「動揺」
・からす座「風雪」
・こと座「幸福」
・7つの楽興の時「プレアデス」
 −エレクトラ
 −マイア
 −タイゲタ
 −アルキオネ
 −メローペ
 −アステローペ
 −ケレノ
・おひつじ座「緊迫」
・へびつかい座「破滅」
・こぐま座「平和」
・こいぬ座「混乱」
・オリオン座「凝固」
・うみへび座「無限」
・ペルセウス座「黙想」

シサスクは自家用のプラネタリウムを作ってしまうほどの天文好きで、彼の作品には、宇宙に関連するものがきわめて多い。残念ながらほとんど聴いたことがないのだが、今後機会があれば聴いてみたい。

今年2月に吉岡さんと秋場さんによる「エストニア音楽の夕べ」で、アンコールに弾いてくれたのがシサスクの「こと座」。本来のプログラムよりも、このシサスクの曲が印象に残り、シサスクという作曲家が気になっていたが、CDを探しても見当たらなかった。

しかし、吉岡さんがCDを出すということで待ち望んでいたのである。それが先月やっと発売された。

今日のように寒くて澄んだ夜には、まさにお似合いの曲集だ。窓を開けて(寒い!)オリオン座を眺めながら最後の方を聴いたりすると雰囲気満点だ。今日はエンドレスでもう3回聴いている。

「ピアノを何十オクターブもある宇宙のキーボードと捉え」、内部奏法なども取り入れて(うみへび座とオリオン座)いるバリバリの現代音楽なのだが、非常に聴きやすく、美しく神秘的な宇宙のドラマが展開する。


12月25日(日)には、このシサスクの「北半球の星空」他を、吉岡裕子さんのピアノ演奏で聴く予定。今から楽しみだ。


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