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2019年05月26日23:49

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加藤健一事務所vol.105『Taking Sides〜それぞれの旋律〜』苦い現実

作:ロナルド・ハーウッド 訳:小田島恒志 小田島則子 演出:鵜山仁 @本多劇場

三月に観劇したパラドックス定数『Das Orchester』↓
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1970970802&owner_id=834490
の約10年後のお話し。両戯曲もフルトヴェングラー以外にもモデルとなった人物を共通とするので言及されるので比較するのも面白い。そういう発見を見込んでチケ手配。ちなみに観劇歴約十五年の僕は初加藤健一事務所作品。

舞台:1945〜46年占領下のベルリン戦争犯罪人裁判予備調米側取調官事務所

取調官スティーブ・アーノルド米軍少佐:加藤健一…元保険調査担当員、俗物根性丸出しで、オーケストラ指揮者をバンドリーダーと言って憚らない。何故多数のユダヤ人を亡命させる事が出来たのか?それはヒトラーと濃いコネクション

証人ベルリンフィル第二ヴァイオリンヘルムート・ローデ:今井朋彦…最初の証言はいかにフルトヴェングラーが最高の芸術家で、ユダヤ人音楽家の亡命に手を貸した事を力説する。だが、宣伝省の役人ヒンケル作成文書にローデのナチ入党履歴に見つれられた後、少佐と司法取引めいたフルトヴェングラーの噂(Kを激賞音楽評論家を東部戦線へ送るように働きかけた)等情報提供する。二幕目以降は事務所の門番として雇わられる。

ドイツ人秘書エンミ・シュトラウベ:加藤忍…父親はヒトラー暗殺計画した軍人。フルトヴェングラーを尊敬している。少佐の失礼な対応が気が気でない。

押しかけ証人タマーラ・ザックス:小暮智美…自身はフランス人のユダヤ人の夫がフルトヴェングラーに亡命許可を降りるように便宜を図ってもらった。

ユダヤ人デイビッド・ウィルズ米軍中尉…子供だったのでアメリカに先に亡命、両親はおそらく収容所で死亡か?フルトヴェングラーが多数のユダヤ人音楽家を亡命させた事で同情的。

ヴィルヘルム・フルトヴェングラー:小林勝也…尊大、ドイツ音楽を、担う自負の持ち主。
フォト

定価\5400購価\5400評価\7500I列11番ど真ん中…美術:乗峯雅寛…背景星条旗とハーケンクロイツ旗横隣縫い合わせたもの下端から焼損跡があるものが斜めに垂れ下がる。崩れ残った建物がアーノルド少佐調査事務所下手に少佐のデスク其の奥に中尉のデスク、中央奥に蓄音器、其の前に達磨ストーブ其の前に尋問者用椅子二脚肘掛け付きのビロード張り物と肘掛け無し木製の物。上手奥に入り口上部に原爆ドームを思わせる壊れたドームを持つ玄関。其の前に秘書席エンミが証言をタイピング。


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