作・演出:根本宗子 @本多劇場
舞台:著名画家小笠原義一邸での十四年前義則の誕生会パーティと現在の婚約者静香の来訪。
著名画家の息子イケメンだが中身は無い義則:中村倫也…デザイナーとして名は売れている。だが、作品はゴーストデザイナー女中の娘花代によるモノ。
小学生の頃から義則へのストーカー愛を育んで来たゆみこ:麻生久美子…義則の好みタイプ小さく眼が離れてる女である静香を義則に一目惚れさせ、婚約者として小笠原家へ送り込み、自身は静香付女中として入り込み、和沙のカウンセラーに化け、和沙に義則がすべて悪いと暗示をかける。小笠原家内で義則が孤立無援になるように仕向け、そこで、自分の身分を明かし、義則に手を差し伸べる。
父母を義則の父による放火で亡くした復讐を誓ってきた静香:趣里…婚約者として小笠原家へ乗込み刃物で義則を刺そうとする。
長く仕える女中桃代/カブリ物して義一:佐藤真弓…義一は義則には才能を開花させる兄弟やトラウマとなる出来事が必要だと考え、義則の友達華鹿男を養子にすべく華花男の実家に放火して華鹿男を孤児にして養子にする美談で飾る。
桃代の娘花代:根本宗子…ゴーストデザイナーを嫌々やっているが、小笠原家を出たがっている。
静香の兄この著名画家一家の養子となるべく父母を義一の放火によって亡くした華鹿男(カカオ):田村健太郎…富裕層の生活に慣れ、復讐を忘れ、未亡人となった和沙の情人になっている。
元女優の卵義則の為には金で解決する義則の母和沙:西田尚美…才能の無さを自覚し、義則の才能の無さを義一からお前のDNAのせいだと、言われ続ける。義則の誕生会でゆみこのプレゼント小さな女の子用ドレスデザインを買い取り、義則のアイデアとする。関係じゃからゆみこの記憶を金で消し去る。
定価\7000購価\20000評価\7500K列18番中央ブロック上手通路脇…美術:原田愛…下手八角屋根東屋?中央舞台は中庭的スペース?居間?にベンチやら椅子5〜6脚自立三角脚立、下手にベッド。奥壁(顔が覗く窓二つ)上手壁西洋お屋敷風壁に囲まれる。
謎の冒頭、ネモシュウが携帯オフのお願いを伝え、ねもしゅう、たむけん、趣里登場で椅子類をゴチャゴチャ動かし回るシーンアレは意味がない。最後のゆみこの手を差し伸べるシーンは、長くくどすぎる。この二箇所は端折って二時間半を二時間にすべきであると思う。ネモシュウの本は、最後の五分間の怒涛卓袱台返し。ジツハ、ジツハ、ジツハが鮮やかなのが身上であった筈なのに。今回の舞台では其の鮮やかさが消えている。本多劇場公演前作『皆、シンデレラをやりたい。』に劣る作劇になってしまっている。
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