作:別役実 演出:西川信廣 @吉祥寺シアター
ゴド待ちの変奏曲、待たなくて、家族で行くと決めたのだ。だから、上手から下手へひたすら移動して行く。
女役:竹下景子…この移動行の旗振り役。乳飲子を負ぶっている。
男役:たかお鷹…生活用具満載の大八車を引いて行く。徒労感甚だし。女の夫らしい。
その父役:嵐圭史…胃を患っているが煙草をやめない。疲労困憊。途中死す。
その母役:本山可久子…足裏にマメを作り歩けなくなり、捨てられる。
貼り屋の妻役:山本道子…貼り紙貼り屋
貼り屋の夫役:田村勝彦…貼り紙貼り屋下手へ一行の乳母車に乗った父が死んでいるのを発見。
男二役:横山祥二…少な目の所帯道具を積んで大八車を引いて下手から上手へ移動して行く所。下手に在る街から来た。
女二役:鬼頭典子…男ニ役の妻だろう。大八車を押して行く。下手の先で若い男の死体を見たと言う。
若い男役:星智也…通りすがりに電柱に登ったり、乳飲子を乳母車に寝かしつけたり、下手行き一行の疲れた父を乳母車に載せて託されて、先行した。
定価\5000購価\5000評価\6000…美術:乗峯雅寛…背景明るい灰色凹面壁下手側に電柱電線の連なりが墨絵のように略筆で描かれる。上手・下手共に出捌け口を作るように短い壁も明るい灰色。下手壁に高い位置に腰が埋まった形の男のオブジェ。場によって位置が変わる電柱の先端に下手壁の男のオブジェが背を接して付いている。庶民金融山上商事の貼り紙と下方に小便無用の貼り紙。
ラスト、男、女は初めて観客に向かって歩く姿。背景に双葉町?大熊町?のあの閉鎖された桜並木道背景に写し出される。投影するのは西川さんの新演出です。
↑オブジェ製作:菱山裕子
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