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2018年10月10日23:55

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パラドックス定数第43項『蛇と天秤』初日ややたるい

作・演出:野木萌葱 @シアター風姿花伝
舞台:八城医科大学(架空)
野木さん『731』と同じく医学界にいる先生方の暴走に利益を共通する製薬会社が協力するお話『731』のように帝銀事件と繋ぐウルトラCのラストが用意されている訳でなく、観たばかりの劇チョコ『ドキュメンタリー』と似たような所に着地してしまった。野木さんの理解は古い。20世紀初頭は最初の発見が意味(名誉としての)は在ったが、本作の実験例は意味が無い。こんな実験は治験データにならないし、治験の原則は二重盲検、患者と投与者もどれが偽薬と実験薬かは分からない。矢張り、固有名詞を伴わない戯作は弱い。

助教授大城逸平:横道毅…結核菌と実験用薬をモルモット代わりの患者に投与し続ける。その行為を才原や飛鳥井にやらせ続ける。

講師才原英之:アフリカン寺越…大城の指示は非倫理的だと気付いてながら、大城の定年をじっと我慢している。

助手飛鳥井薫:菊川耕太郎…この病院では8人の結核死が出ている事を不安に思っている。

製薬会社MR月泉真介:亜岐之将一…自らを常識人と位置づけるが、会社の醜聞・不利益を避けるのが第一優先。

製薬会社若手研究員緒川陽一:江刺家伸雄…結核の新薬の開発に成功している。患者をモルモットとして使いたいという気持ちは分かる科学至上主義者。

製薬会社古参研究員高遠航志:宮崎吐夢…多剤耐性結核菌の特効薬を夢見て実験用薬と代償の便宜を大城に渡す。
フォト

定価\3500購価\3500評価\43003列目中央通路右脇二つ目…美術:?…背景白布を、覆う。下手、上手側面は白布のカーテン、床面白リノリウム張り、奥に白合皮張り椅子7脚が並ぶ。上手手前OHPプロジェクター(レントゲン写真や結核死亡者数グラフや結核菌電子顕微鏡写真を投影)
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