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2015年09月05日23:50

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タンゴ・冬の終わりに

作:清水邦夫 演出:行定勲…御大とは比べくも無いが、『パレード』の頃映画人臭も抜けて観られるようになってきました。大初日でした。蜷川演出版観た事は無いが、この座組み悪くない。

清村盛:三上博史(画像2・1)…三年前『オセロ』を演じた直後引退宣言した有名な俳優。今や実家である寂れた映画館「北国シネマ」で復活要請の幻の使者相手に演じつつや孔雀の幻を見つつ暮らしている。既に妻ぎんを早世した姉と思っている。

清村ぎん:神野三鈴…盛の妻、狂気の世界に入りつつある盛の世話しながら暮らしている。盛を正気の世界を呼び戻す為、奸計を巡らした。この奸計が成功するという事は自分が惨めになるという事を覚悟して。盛の名で手紙を書く。

名和水尾:倉科カナ(画像1)…新進女優、盛との深夜の散歩デート相手だった。盛から会いたいと書かれた手紙を貰い、日本海沿いの街に在る北国シネマへやってきた。盛は、水尾の過去の恋愛話に出てくる深夜のデート相手が自分とは気付かない。だが、タンゴのシーンの在る革命劇を二人が記憶を共有している事を知り、また、水尾は盛をまだ愛している事を気付く。

名和連:ユースケサンタマリア…俳優、水尾が有名俳優盛とそういう経緯があると言う事を知った上で結婚している。水尾を追っかけて此処北国シネマへやってきた。食べてばかり。

清村重夫:岡田義徳…盛の弟寂れつつある映画館を託され貧乏籤を引いた形。だが、映画館で雑役婦をしている信子を憎からぬと思っている。

清村はな:梅沢昌代…盛や重夫の叔母。この北国シネマを潰してスーパーマーケットを作る計画している。

宮越信子:河井青葉…北国映画館の雑役婦ビン底メガネをかけている。木野花の若い頃に似ている。今後注目かも。

上斐太:有福正志…巡査

北斐太:有川マコト…行商

西斐太:小椋毅…行商

タマミ:青山美郷…盛の少年期回想の女友達

トウタ:三浦翔哉…盛の少年期回想の男友達

角巻たち:大石丈太郎/大坪勇太/中島ヨシノリ/西島大輔/荒巻まりの/今泉恵美子/枝元深佳/宮崎亜友美渡邊亜希子

フォト


定価\9500/購価\9500/評価\11500A列4列目)12番中央ブロック通路から二つ内…美術:伊藤雅子…北国映画館の壊れたもの散見される椅子の列が客席に相対する。二階中央に映写器室二階の縁が崩れつつある配線も露出。

冒頭透かし映写幕を境に向こう側に盛が座り名画カサブランカ・ローマの休日・駅馬車を観ている。客席側は字幕はひっくり返しの名画を観る形。盛の幻想と現実の交差する世界を暗示する。

盛は引退記念劇『オセロー』がフラッシュバックして水尾をデズデモーナのように絞殺してしまう。連は怒りで盛をナイフで刺し殺す。

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