本日は前楽を観てきました。
田中正造を巡る群像劇。原作:宮本研…こんなに一筋縄にいかない戯作を書いていたなんて!田中正造自身がこういう複雑な性格だったかもしれないけど。
演出:高瀬久男(公演開幕前に急死)
旗中正造:石田圭祐(画像1右)…基督教と社会主義と立憲主義と天皇崇拝に揺れる矛盾を孕む人物造形。
社会主義者豪徳さん(幸徳秋水):得丸伸二(画像1左)…帝国議会で社会主義の伸張を目指すが諦め、無政府主義に傾倒してゆく。正造に、天皇直訴が成功すると思っていないだろう、世間の耳目を惹きつける為ではないか、と指摘する。
基督者岩下先生(木下尚江)6:加納朋之(画像1中)…基督教の伸張の為なら社会主義者とでも手を組む。
佐竹和三郎:木場允視…鉱山閉山請願の為の東京詰所で代議士や基督教団との折衝役次第に社会主義革命思想に染まってゆく。足尾鉱山で
の労働運動に没入してゆく。
多々良治平:上川路啓志…農地を持たない小作だったが閉山運動の纏め役に、日露戦争に応召満州出征。戻って来て足尾銅山で鉱夫として働く。
定価\6000/購価\6000/評価¥4500D列20番上手ブロック通路三つ目…美術:島次郎…舞台背面に木材組み(画像2)。上手上方から樋が下手手前に伸びる。時折水が樋に流れ下手手前に置かれた鉄枠桶に水が流れ落ちる。(鉱毒水の象徴)
ちょっとプロットが複雑過ぎでパンフレット(売れ切れ)無しで、
理解は難しい。
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