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2014年12月27日23:56

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生誕100年 小山田二郎(1部)

異形を描く異形の画家小山田二郎の没後三度目回顧展が府中市美術館で開催されている。1部は明日12/28まで2部は来年1/10-2/22だ。異形の画家というのは、レトリックではない。先天性病気で下唇が膨れている。当人は相当気にしていただろう。大抵の画家には自画像というものはあるものだ。だが、無い。自分を反映させた「鳥女」という画題繰り返し現れる。

『ピエタ』1955年(画像1)…戦後リアリズム絵画の傑作に数え上げられる作品。キリストの身体は死斑が現れ頭部は既にシャレコウベと化している。画面には無数の引っ掻き傷が付けられている。

『手』1950年代後期(画像2)…小山田の絵にしては立体表現されて、キリストの手か磔穴が見えている。或いは手に現れた眼か。

『人形の家』1964年(画像3)・・・1960年代には多磨霊園傍に自宅アトリエを設け、その絵には大きく変化して原色が用いられるようになり、幻想性の強い絵画へ変移してくる。この絵には自身と妻と長女が描かれている。小山田の深い闇は1971年に突然失踪という形として現れる。70年代80年代ひとを通じて水彩画挿画等の仕事を遺している。
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