火曜日に夜間開館しているところはデパート系美術館に限られる訳で会社帰りに遠廻りして横浜に行って観てきました。見応え大有り。鴨居玲は生ちょろい覚悟で観に行くと、鬱っぽい時に観たら即鬱です。好む画題は老人や廃兵、酔っ払いや道化師。何を描いても暗い色調で自画像の要素が認められる。描き当人は自殺未遂を繰り返して57歳で亡くなる。
鴨居は渡欧しスペインに長く滞在しているが、僕には彼の絵にはゴヤを想起させるものが色濃い。
『静止した刻』(画像1)…安井賞受賞作鴨居が世に出たきっかけを作った。
『酔って候』(画像2)…鴨居は酔っ払いを好んで描いた。
『1982年 私』(画像3)…晩年作何も描けなくなった自分を嘲笑うようか。
本展は最近、辛口な酒(美術展)が少なくなったとお嘆きな貴兄にお勧めしよう。今月末まで横浜そごう6階にて。
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