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2021年06月18日05:26

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ジャンボ鶴田怪物伝説(788)

86年「創立15周年記念ジャイアント・シリーズ」開幕戦は10月3日金曜日、千葉県君津市民体育館(観衆2,200人発表)で行われました。翌10月4日土曜日が後楽園ホールからのテレビ中継が予定されていた為に開幕戦にしては珍しいノーテレビとなっています。

君津はジャパンプロレス会長であるスポンサーの竹田勝志氏の経営する「タケダ家具店」があり、おそらく竹田会長が興行を買っていたと思われます。

メインイベントには2度目の来日となるニキタ・コロフ&クラッシャー・クルスチェフ組のザ・ロシアンズが登場、鶴田&石川敬士組と対戦、7分41秒、ロシアンズが石川をロープに飛ばし、2人がかりでのクローズラインを決めてニキタが石川を体固めに捕らえてロシアンズが来日第1戦を白星で飾りました。

セミファイナルは長州力&アニマル浜口&寺西勇組のジャパンプロレス勢がタイガー・ジェット・シン&ラッシャー木村&鶴見五郎組と対戦、8分49秒、シンが寺西からコブラクローでカウント3を奪い、シン&国際血盟軍連合の勝利。なお、先の「サマー・アクション・シリーズ2」で膝と腰を負傷し終盤戦を欠場、最終戦で復帰した阿修羅・原はシリーズオフに回復が見られず、開幕戦から欠場となっています。

セミ前に組まれたのは天龍&タイガーマスク組vs初来日第1戦となるポール・ダイヤモンド&カール・フォン・スタイガー組。こちらは8分33秒に天龍がスタイガーを延髄斬りから片エビ固めでフォールし、天龍&タイガーマスク組の完勝でした。

7月31日、両国国技館でのタイガーマスクとの「猛虎七番勝負番外戦」で左手首を骨折し全治2か月の重傷を負った「東洋の神秘」ザ・グレート・カブキが復帰。今シリーズも外国人ヒールサイドとして参戦、初戦は大熊元司とのシングルマッチで7分5秒に首固めでフォール勝ちを収めて復帰戦を白星で飾りました。

ジャパン対カルガリー・ハリケーンズ、小林邦昭&栗栖正伸組とスーパー・ストロング・マシン&ヒロ斉藤組は12分49秒にマシンがコーナーポスト最上段からのダイビング・ヘッドバットからの体固めで栗栖を倒しています。

アメリカ修行が決まった高野俊二は試合が組まれていませんが、この件については次回書きたいと思います。

3年ぶりの全日本プロレス再来日となったブラッド・レイガンズは初来日のミスター・オリンピア(ジェリー・スタッブス)とタッグを組んでマイティ井上&ハル薗田組と対戦、10分9秒、切れ味の鋭いサイド・スープレックスから薗田を片エビ固めに降して実力者ぶりを発揮。

第1〜4試合は全て全日本対ジャパン、サムソン冬木と仲野信市のシングルマッチは8分13秒に冬木がラリアットから片エビ固め。ロッキー羽田&渕正信組vs永源遙&保永昇男組は20分時間切れ引き分け。竹田会長の「御膳試合」とあってか、試合出場が少なくなっていた永源が出て来てフルタイム頑張ったか…。

百田光雄と佐々木健介の一戦は9分4秒に百田が逆エビ固めでギブアップ勝ち、第1試合の小川良成vs笹崎伸司の若手対決は8分39秒に逆さ押さえ込みで笹崎に軍配が上がっています。
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