確定申告も何とか済ませることができたので、午後から県中西部の丸亀に行ってきた。江戸時代、京極氏の治める城下町として発展し、現在でも県第二の都市である。ただ、近年は人口減少、流出が進み、中心部の商店街は文字通りのシャッター通りとなっている。
けれども、街のどこから眺めてもお城が目印となるというのは、とてもいい。そのお城に沿って今日は歩いてみた。昨夏の集中豪雨で崩れた石垣は、いまもそのままになっていて痛々しい。募金活動なども行われているけれども、修復には莫大な予算がかかる。
堀の内側にも入れて、天守を囲むようにぐるりと一周できる。まだソメイヨシノが咲くには早いけれど、ところどころにウメが花を開かせていた。日中はそのサクラが咲くくらいの陽気にも恵まれ、散歩するにもちょうどよかった。
前回訪問したのは、昨年の11月下旬。あのときと比べて日暮れの時間が遅くなっていた。春分まであと一か月くらいなのだから当たり前なのかもしれないけれど、陽射しの温もりといい、日の長さといい、春は着実に近づいてきている。
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