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2018年11月23日21:00

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【散策】 千葉県東金

3連休の初日は「関東小さな旅」、今日は千葉県東金市に行ってきた。例によって、最初から東金を目指して出かけた訳ではない。東京駅に行って、これからどの方面に向かうか悩み、とりあえず総武線快速で千葉に向かうことにする。千葉に着くと、これまた選択肢がいくつかあるが、外房線の東金線直通成東行きというのが最初に出るので、これに乗ることにする。

蘇我あたりまでは千葉市の市街地が続くが、この蘇我でかなり降りてしまい、次の鎌取を過ぎるとガラガラになった。鎌取を過ぎると風景は一変して田園風景になる。(車窓右側は住宅はそこそこ広がっているが。) 大網駅の手前で外房線の線路から離れて、東金線のホームに入る。実はここが通りたくて、この電車に乗ったともいえる。そのまま東金線に入っていく。大網を過ぎると、非電化時代の旧大網駅跡地を過ぎる。分かりやすい痕跡があり、ここで外房線(当時は房総東線)がスイッチバックしていたのだ。

さて、東金駅では降りたことあるが、その次の求名駅では降りたことがないので、ここでふらりと降りることにした。求名は無人駅だ。簡易Suica読取機がホームに設置してある。

東側に降りてみる。駅舎はこぢんまりと良い感じだが、駅周辺にはほとんど何もない。田舎町である。適当にブラブラと歩いてみるものの、見るべきものもないので駅に戻ってくると、電車は行ったばかりだ。上下とも1時間に1本しかないのだ。急ぐ訳ではないので、いちいち電車の時刻を調べていない。

仕方ないので、今度は西側に行ってみる。こちらはすぐ近くに城西国際大学があり、駅周辺も新興の住宅地という感じで、「カリヨン通り」と称する、ちょっと洒落た雰囲気の通りもある。少し歩いてみると、大きなドラッグストアがあった。ここで日用品は揃いそうで、店内は賑わっていた。駅の両側で雰囲気が違うのが面白い。

駅に戻り、昼も近いので1駅戻って東金駅に行く。求名から来て東金駅で降りると、駅周辺が大都会に見える。しかし、市街地は駅の改札口の反対側だ。こういう不思議な駅がよくあるが、どういう経緯でこうなったのだろうか。跨線橋を渡って市街地の方に出る。とりあえず昼食にしようと、ショッピングセンター「サンピア」の隣りの「サンブリッジ」にあった「和食・トンカツ みつはし」という店でミックスフライ定食を食べる。ちょっと渋いいい感じの店内だが、昼食時だというのに他に客が全くいなかったのが気になった。

このあとは「サンピア」をのぞき、さらに中央公園に行くと、関寛斎翁之像があった。幕末から明治にかけての蘭方医であり、東金の出身であるとのこと。この公園が「東金小学校跡地」となっているが、今はこの小学校はないのだろうか。(駅前の案内図を見ても、東金高校、東金中学校、東金幼稚園はあっても、東金小学校が見当たらない。) この公園の近くは、市役所、図書館、商工会議所等もあり、市の中心地である。1時間に1本の単線ローカル線の東金線だが、東金市は、そこそこの規模の都市なのだ。

今度は駅の反対側(改札口のある側)に行ってみる。こちらも何もない訳ではないが、ちょっと雰囲気が違う。市街地側よりは落ち着いた感じで、少し歩くと八鶴湖がある。湖というより池というほどの大きさだが、東金のオアシス的(?)な場所である。湖畔にはホテルや料理屋などもあり、プチ観光地的な場所だろうか。「現在、八鶴湖浄化プロジェクトが進行中」との立て看板があり、湖の水をきれいにしようとしているらしい。

駅に戻り、千葉まで電車に乗って、総武線快速で東京に帰ってきた。

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(求名駅)

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(求名駅前の「カリヨン通り」)

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(東金線の電車(求名駅))

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(東金のサンブリッジ)

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(東金中央公園の関寛斎翁之像)

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(八鶴湖)
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